赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

名前つながり

2021-05-18 16:40:12 | その他

わたしの名字はアカハネと読みます。赤羽と書いて、アカハネ。にごりません。

いっぺんで、こう読んでくれる人はほとんどいません。

アカバネといわれる人が一番、多いのですが、児童書だと アカバさんですか? と時々きかれます。

赤羽末吉が有名だからですね。アカバスエキチ

この前、チラシを見つけました。

この展覧会、名前つながりもあるので、ぜひ、行きたい!!

で、名前の話にもどるのですが、わたしの場合、時々、アカバネさんとまちがったまま、呼び続ける人がいます。

こういうとき、どうしようかなって迷います。

ムキになって、あかはね と、濁らないんですよというのも、時と場合によってはへんだし・・・・

まあ、いいかっと思ってたら訂正の機会がないまま、ずっと、なんてことも。

赤羽末吉さんも、そういうことがあったでしょうか?

アカバネさんですか?って聞かれたようなことも?

いやー、有名な方だから、なかったかな。

赤羽末吉という名前をみるたび、そんなことが頭をよぎります。


原結子作品集『コナミのいる島』

2021-05-13 16:43:37 | その他

原結子さんの作品集ができました。

タイトルになった『コナミのいる島』は第7回「児童文学草原賞」の佳作に選ばれた作品です。他に短編四作品。あわせて五作品の作品集です。

なんで大賞じゃなくて佳作なのか、わからないと思うほど、すてきな作品でした。

舞台になる与那国島の風や空気が伝わってくるような、美しい描写。コナミという馬を思う、主人公のナミがみごとに立ち上がっていて、生き生き、島の中を動き回っています。

ほんと、短編なのがもったいない。もっと読みたい、もっともっと読みたいって思いました。

わたしと原結子さんの出会いは、児文協の創作教室でした。わたしが講師で原結子さんは、受講生。

はつらつとして、クラスを明るくするような、リーダーシップがとれる、魅力あふれる書き手でした。

熱心で、こちらの話を一生懸命に聞いてくれました。

もっと勉強したいという意欲があられたので、仲間をあつめ一時期、羽の会という勉強会をつくったりしました。

でも、羽の会は、長くは続かず解散。

そのあと、原結子さんは、サークル拓にはいられました。最上一平さんや安東みきえさんがいらっしゃるグループです。

そこで仲よく、熱心に勉強を続けてらっしゃいます。

同時に、わたしも参加している読書会のメンバーでもあるので、定期的には、顔をあわせてはいました。いっしょに合宿に行ったこともあります。

 

その原結子さんですが、ただいま、入院して闘病生活をおくっていらっしゃいます。そのことを考えると、胸がいたいです。

作品集は、サークル拓の安東みきえさんとにしがきようこさんが発案し、編集もして、オリオン出版のTさんのご好意があって、できたそうです。表紙の装丁も、良いですね。

なんとか、なんとか、元気になってくれますように。

また、顔をあわえて、おしゃべりして、笑いあえますように。

心から祈らずにはいられません。

 

 

 


母の日と、ワクチン

2021-05-11 09:15:46 | その他

わたしには、まだ、ふたりの母が健在です。ありがたいこと。

母の日は、近くの義母には会いに行き、施設にいる母には、プレゼントをおくり電話しました。

どちらも90才オーバー。わりあい元気で、100才をめざしています。

それでワクチンの話題。

義母は、1日半、かかって電話がやっとつうじたとか。90才以上から打てる市で、優先なのですが、それでも6月になってからです。

一日半、よく電話をかけ続けましたよね。すごい。

受け付ける方も大変でしょう。

もうひとりの実母のほうは、もう、ワクチンがよくわからないようで、打った、打ったというのです。

施設にきくと、インフルエンザのことを覚えていたようで・・・。

問診票、届いた? とかきいても、届いてないというばかり。

うーん。緊急事態宣言だけど、一度、会いにいかないといけないかな。

で、母の日。わたしは、ちょっとしたプレゼントと、東京會舘のお菓子をもらいました。

これがかわいい。

でも、娘に「おかあさん、ワクチン、だいじょうぶ? 自分で予約できる?」って聞かれました。

ええ!! なにそれ!

まだ、そんな年じゃない。だいたい、90才とか80才がやっと予約のだんかいなので、60台始めは、まだですよ。

夏頃にはまわってくるのでしょうか・・・。秋の連休は旅行に行きたいな。海がみたいなー。

でも、期待すると、はずれたとき、がっかりしちゃうので、なんか期待しない癖がついちゃった感じです。


森川成美・新刊『はなの街オペラ』

2021-05-09 09:29:35 | その他

森川成美さんの新刊、『はなの街オペラ』を読みました。!

大正時代の浅草オペラの話。森川さんのオペラ愛、炸裂の力作です。はなのういういしさ、当時の浅草の風景、オペラの歌詞、たのしめる場面が満載。なにより、森川さんの描写力がすばらしく、はなの世界にまきこまれて楽しめます。

ざっとネットで感想を見ていたら、朝ドラにしてほしい!という声が多数。

それはわたしもうなずくところ。

大河ドラマ、「いだてん」の大正時代の場面を思いだしました。あのときは、杉咲花がいい演技をしていたっけ。

それに、貧しい家の出で、奉公してがんばるすがたは、今の朝ドラ、「おちょやん」も思いうかべます。

この作品の中心になっているところは、音楽の力。

どんなときでも、音楽は聴いている人の心を軽くしてくれたり、楽にしてくれたり、よりそってくれますよね。そういうところをうまく描いています。わたしはオペラではないけど、劇団四季のキャッツで、「メモリー」を聞いたあと、ぼうっといい気分になったのを思いだして、読みながら、合間にYOU TUBEで聞いたりしました。ほんと、音楽のよさがつたわってくる作品でした。

それに大正時代、浅草でオペラがはやっていたなんて、わたしは知らなかったので、知らない世界をのぞきこむのも楽しかった。ただ、どこまで実在の人物なのか、モデルがいたのかいないのか、まったくわからないので、解説ででもいいので、書いてくれたらうれしかったかな。

最後に、装丁がまた、いいですよね。章ごとに、その章の世界観をあらわした挿絵がはいっているのだけど、それが素敵。坂本ヒメミさん、ぴったりだと思いました。編集さん、がんばったなー。とはいえ、いいさし絵がつくのは、物語の力だけど。

 


玉川上水

2021-05-06 09:09:16 | その他

ゴールデンウィーク、天気がいい、さわやかな日もあって、体がむずむずして、ステイホームばかり、つまらなくなり、ちょっと散歩にいきました。

玉川上水。三鷹から、小平、立川をとおり、羽村の先で、地下にもぐるまで、とても気持ちがいい散歩道が続いています。

昔の人が玉川から水をひいてくれたから、この景観もあるのね。

ここを歩きました。息子は、三鷹から羽村まで、三日にわけて歩くといっています。

わたしは、小平の鷹の台駅から、立川の先の玉川上水駅まで歩きました。これが気持ちよかった。

↑散歩道

みどりにおおわれる上水。

途中、森田ガーデンというところによりました。

ここは小平がすすめているオープンガーデンのひとつ。

個人がしてるガーデニングの庭を、オープンにして多くの人に見てもらおうよというもので、小平市が応援して、オープンガーデンマップなど配布しています。

東京の田舎 と呼ばれる小平市らしいところ。

森田さんのガーデン、素朴だけど気持ちがいいところで、カモミールティを飲ませてもらいました。