「マゾヒズムの快楽に耽溺せずにはいられない男たちを描く」
「完全に奴隷の状態にならなければ見えてこない世界を見たいーークラブのの女王様とのプレイを重ねるうちに、究極の快楽を求めるようになった証券マンが見たものとは?表題作のほか、アナウンススクールの講師と生徒、奴隷と女王様、ふたつの世界が織りなす奇妙な交錯を描く「トーキョーの調教」を収録。」
中村文則のエッセイの中で紹介さてていたので借りてみましたが・・、理解出来ない世界の話でした。
2作目の方が周辺生活状況が書き込まれていて比較すれば読みやすかったが、掲題作はその贅肉を削ぎ落した感じで・・。
そして、2作ともプレイを重ねた後の精神的変化(自立?)で締めているが・・、そもそもを理解出来てないので・・。
ちなみに、メタモルフォシス(metamorphosis)は変形、変身、変態、・・の意だそうです。
強いて関連付ければ・・、田舎に縛られ続ける生き方はMか・・。
尚、「スクラップ・アンド・ビルド」も読んだハズだけど・・、内容の記憶が無い・・、
この作者を全否定している訳ではありません・・、が、次の本を読む機会があるかどうか・・。
(19/08/07撮影)