「vs.将棋、vs.小説、vs.絵画――。
人工知能が、将棋の永世名人を破る時が来た。
小説の面白さを分析、数値化し、それに基づいて魅力的な物語が生まれるようになった。
ディープラーニングで創作を会得したAIが、「新作」の絵画を発表した。
では、AIが制作した作品は「芸術」と呼べるのか?
AIは人類と共存出来るのか?
技術者とAIが次に目指す世界とは?
人工知能は、芸術家の夢を見るか?」
「シンギュラリティに備えよ!」
以下、Wikiによれば
「シンギュラリティ(Singularity)とは、未来学上の概念であり、人工知能(AI)自身の「自己フィードバックで改良、高度化した技術や知能」が、「人類に代わって文明の進歩の主役」になる時点の事である。第4次産業革命としても注目を集めている。」
「ジャクソン・ポロック(Jackson Pollock、1912年1月28日 - 1956年8月11日)は、20世紀のアメリカの画家。抽象表現主義(ニューヨーク派)の代表的な画家であり、彼の画法はアクション・ペインティングとも呼ばれた。抽象表現主義の画家たちの活躍により、1950年ごろから美術の中心地はパリではなくニューヨークであると考えられるようになった。 」
AIに係わる4編の話・・、いずれも興味深く読みました。
スマホでメール文を作成している時し、文字キー数の少なさも考慮しての事か、かなり先読みした変換案が出て来て、スマホ内のAIに自分の事をディープラーニングされているのかと気分が悪くなる事がありますが・・、そのうち仲良く付き合うようになるのかも知れません・・。
AIはどこまで進化するのか、人間との付き合いかたはどの様になっていくのか・・、AI自身に尋ねたい。
書名になった作品からの引用
「かつて社会心理学者エーリッヒ・フロムがいったように、人は本当に自由になった時、自由から逃走したいと願うものだ。多くの人間は実際のところ、一日の大半を何かに縛られて生きる方が気楽なのだ。」
「世間の人たちは人工知能のつくった作品を無視するようになったんですよ。最初のうちはもの珍しくて話題にしたかもしれない。でも本当にそれが人類の脅威だとわかったとき、人はそれを無視するようになるんです。本当に人間が負けたと知ったとき、その人工知能を人類の仲間から弾き出して、この世になかったことにするんです。・・・これがぼくらの”人間性”なんです」
この作家の別の本を借りようと思ったら、コロナの影響で図書館の休館が延長された・・。
AIとコロナを絡ませた話・・、もう誰か執筆中かなぁ・・。
(20/05/05撮影)