昨日の24MHz帯も有る程度開けていたが先々日の様には開けず9局のEUとの交信で終わった。SSN値も60~90くらいを上下して12m~10mバンドの伝搬予測はPoorだが其れでも此処1週間に24MHz帯で海外と交信出来ない日は無かった。
プチでは大失敗をしたが先週の週末で南の離島以外は全てQRVが有った様子、今週に入ってから連日聞えていたトップ・グループの声が少なく成った様に感じる。月曜日は如何しても1週間の中では一番閑散とする日では有るのだが昨日はプチが始まって1局しか交信出来て居なかった福島県の只見町、広島県の世羅町、鳥取県の三朝町、大阪府の千早赤坂村、石川県の中能登町、岡山県の鏡野町から移動運用が有り其々交信出来たが大きなパイルも起こらず楽に出来た。
私は1月6日位までプチには力を入れていなかったので良く解らないが沖永良部の知名町と徳之島町の天城町は奄美大島に在住の坂本さんが運用して居たので信号が出ていないのは北大東村、トカラ列島の十島村と鹿児島に一番近い三島村くらいと思う。沖縄の多良間村は如何だか解らないが私は聞いていない。正月に運用は有ったのだろうか?何方か知っていたら教えて下さい。どちらにしてもトップ・グループとの差は2~3箇所以内では無いかと思う。
私も最近は7MHz帯ばかりで無く昨日から9M4SLL(スプラトリーIS)の追っかけを始めた。この場所は領有権問題で中国、ベトナム、フィリピンなどで揉めている場所だが其の割に近年良く運用されている。随分前にぺディションに出掛けたドイツ人が銃で撃たれて死亡した事が有った様に思うのだが一つ間違えば危ない所だ。日本からは距離的にも伝搬上にも問題は無くJAを相手にしてくれれば何ら問題ない。私はHiバンドを中心に現在6QSO、今晩から3.5MHzと7MHzで待ち受けようと考えている。
昨日も夕方の17:20JST位から24MHz帯を聞き始めたが最初はバンド全体にノイズぽくコンディションは余り良い感じではなかったがCQを出すとLA8LGAが最初に呼んで来た。信号は強い時は59だが このバンド特有の深いQSBが有り所々了解出来ない(名前やQTH)部分が有り何回か再送して貰わないとコピー出来ない状態では有ったが切れ目無くEUから声が掛かった。途中にUゾーンの局が隣接でCQを連発し混信が激しかったのでQSYも有ったがSQ8,EA5,G4,DG9,IK2,F4,PE1,ES1,SP1,SM4,CT1,RA9,OP2等EUの南のEAから奥のGまで強いQSBは有ったが17局と交信する事が出来た。昨日のコンディションは今回24MHz帯に出始めてからの最高、途中に家内からの夕食のブレークが有ったのでQRTしたが其の侭続けていれば其の後10局以上と交信出来たのではないかと思う。
このバンドのEU各局のシステムは平均的に100~300W位のパワーとアンテナはワイヤー系が半分、ビーム組でも3エレ程度までが多い 偶に7エレとか紹介する局が居るがハイゲインのマルチ・バンド八木かログペリアンテナ程度でモノ・バンドの多素子のビームアンテナを使用している局は少ない。このバンドは一度コンディションが開けると良く飛ぶがコンテストには使われ無いので海外では矢張り補助的な気楽に楽しむ位置付けなのだろう。しかし最近のDXぺディションには必ずと言って良い程に運用されるので良く飛ぶ特性や競合が少ないので狙い目のバンドと言える。28MHz帯やこのバンドで運用している人なら解ると思うが日頃はノイズしか聞えない此等のバンドコンディションが一度開けた時の興奮を一度味わうと病み付きに成る事間違い無し、私も其の一人である。