黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 満濃池に行く

2018年04月07日 | その他


            



 香川県は今や四国経済の中心地で四国の代表格と成って居るが昔から大きな泣き所があった。其れは雨が少なく温暖な瀬戸内気候の影響による水不足の問題で有る。私も5年間に渡り単身赴任で高松市内で生活したが香川県人の節水に対する感覚は徳島県人とは可也違う。又市内を流れる川面を見ても水量は少なく私達が日頃に徳島県内で見慣れて居る満々と水を湛えた川は殆ど見られない。反面、県内のいたる所に大小の溜池が点在し其の数は半端な数では無く夥しい数に及ぶ。


 そして其の代表格が満濃池で有名だが不思議な事に私は数年間香川県で生活をしながらも此の有名な満濃池には一度も行った事が無かったので今回の三好市から猪鼻峠を越えて香川県に入る道中に「まんのう池」の看板を見付けた時に急遽予定を変更して行って見たく成った。カリン会館の上の駐車場に車を入れて小さい丘を下って漸く溜池の川面が見え始めたが其の大きさは別格で想像以上の大きさであった。


 三番目の写真の中央部に写って居る桜は豊臣秀吉が行った「醍醐の花見」で有名な醍醐寺三宝院の桜の苗を移植した物らしいが大木ながら花は既に葉桜状態が進んで居り一寸残念であった。其の下の部分には空海が遣唐使として唐から持ち帰ったカリンの木が植えられた事から此の一帯を命名されたらしい。


 最後は此の近辺の主と思われる猫くんが現れ近寄って来たが媚は全く売らず「御前達、何かくれるので有れば食べて遣っても良いぞ!的な態度だなぁ~」と家内が笑って居た。




 

 

コメント
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