最近は大相撲が面白い。私が子供の頃にテレビで大相撲放送が始まると、お年寄りがチャンネル権を行使して強制的にチャンネルをNHKに切替えられて子供心に仕切り前の長々と5~6分以上掛っていた同じ所作を見せられる事を『何処が面白いのだろうか?』と癖壁としながら御付き合いさせられて居て其の当時は大相撲中継が大嫌いであった。
其の後成人しても大相撲中継などに全く興味は無かったが、此処2~3年前から家内が大相撲中継が始まると時々見るように成って其れが1年程前からは楽しみにしだし、私は御付き合い程度に見る様に成ると子供の時に感じて居た、あの仕切り前の退屈な時間も気に成らなく成って段々と相撲の面白さも解かって来た。
特に白鳳が全盛の時代の勢いが無く成り、特に去年から今年辺りに掛けて誰が優勝しても不思議では無い下克上時代と成り、中堅や若手の活躍が目立って特に今場所は貴景勝、正代、朝乃山、隆の勝、翔猿、等が優勝戦線に勝ち残り、i愈々、今日が正に天王山、家内などは早くもテレビの前に座り幕内後半の実況放送を待ち構えて居る。
子供の頃に、あれ程に嫌であった大相撲中継を現在は楽しみにして居る自分を思う時、人間は歳を取ると此れ程までに変化するんだと?と思うと不思議な感じがする。