黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 岩手県下閉伊郡普代村での移動運用 (2010/07/14~15)

2012年07月11日 | アマチュア無線 移動運用


 野田村の運用が終わる頃から雨が降ったり止んだりの空模様と成りアンテナの撤収は雨降りの中であった。45号線を南に下がる道は山の間を抜ける一本道で普代村図書室の前の信号を左折して44号線に入り少し行くと普代村漁港が有り直ぐに左折すれば目的地の黒崎方面に向かうのだが此の辺りには可也背丈の高い鉄製の可動式の防波堤が有り道を遮断して町筋を高波から守るシステムが有った。其の時には想像もつかなかった事だが、あの大震災はこの半年後に発生、未曾有の大津波がこの三陸リアス式海岸線を襲い多くの犠牲者を出した。



 更に奥に行くとトンネルが有り抜けると陸中シーサイドライン至る三叉路に入ると「通行止めの表示とバリケードが有り」通り抜けが出来ない状況で、近くに居た奥さんに黒崎に行く道を尋ねたら優しく教えてくれたが可也、遠回りな道筋、迷いながらも目的地の黒崎を見学する為の駐車場に辿り着いた。(北緯40度00分23秒 東経141度55分41秒 海抜174mH)この駐車場は陸中海岸国定公園や黒崎千畳敷に向かう人が車で行く事が出来る最先端にあり此処からは徒歩による散策になる。



 この場所に着いた時には作業員がエンジン草刈機を使用して草狩り作業中で有った為、エンジンによるノイズで運用が出来ず17時が来るのを待った。運用開始は17:14jstからの7MHzで始め20:00jstまで20:03jst~22:20jstまで3.5MHzを運用 翌朝05:07jst~09:25jstの間は7MHz帯で運用、総交信数359 内3.5MHz帯は91局で有った。



 宵の口から降ったり止んだりの雨は21時頃より確りした雨に変わり寝付くまで降っていたが早朝起きると周り一面にガスが張り50m先が見えない程の幽玄の世界が広がっていた。運用後アンテナを撤収し周回道路を200mくらい下がると国民宿舎「くろさき荘」があり大きい駐車場とロケーションも良かったが何せ公共施設、許可を得ても発電機での運用は難しい様に思えた。前記の運用場所にはトイレは無かったが日が暮れてからの訪問者は無く遠慮無く発電機を使用し運用出来た事は有り難かった。

 

 草刈作業が終了したのが17時頃で其れから慌ててアンテナ設営、移動運用した人なら解かって貰えると思うが、此の時点では早く運用周波数を確保して運用開始する事しか頭の中には無く写真を撮り忘れて居た。


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