先日に導入して稼動し始めたLoTWに交信実績をアップロードし其のデーターに於けるARRL DXCC Accountから得られる実績と其のデーターの基に成るターボ・ハムログからカウントしたDXCCの進捗状況との間に如何程の相違が有るのか?試しに調べて見た。
最終的なアップ・ロード数(海外47929QSO)
ターボ・ハムログでの実績 LoTWで自動計算された実績 LoTWで得られた割合
MIX 353 MIX 321 91%
SSB 352 SSB 313 89%
CW 335 CW 306 91%
RTTY 118 RTTY 94 80%
LoTWで自動計算された数値は当初に私が想像して居た70~80%程度の相違では無いか?の値より可也良い数値と成って居り正直驚いた。LoTWで照合されたQSO数は現在10713QSOと成って居る。其の中で2000年以降の比較的最近の貴重な場所からの運用や特にDXペディションに於ける交信実績は殆ど相手側からLoTWにデーターがアップ・ロードされて非常に高い確率で照合されている。それだけ此のLoTWがDX狂いの人達に認知されて居ると云う事だろう。
「私はDXCCには興味は無く見知らぬ国や如何に遠い場所と交信出来るか?に興味が有って其の延長線上で全世界との交信が目標(成果の確認にDXCCリストを利用して居るだけ)に成ったので上記の実績はDXCCにクレジットされないQSOが有るかも知れない事を補足して置く」
今回、可也時間が掛かったが照合された10713件を全て確認してみたが矢張り1990以前のデーター辺りからターボ・ハムログが拾い出した数字とはかけ離れ始めて照合数と合わない10%のQSOは其の殆どが1974~1990年の間に交信した局に寄る物と解かった。此の時代には此の様なシステムが無かったので仕方の無い事だが今後に関しては難度の高い場所からの運用ほどデーターはLoTWにアップ・ロードされるであろうから(運用局が無視出来ない存在となっている)照合率は可也の確率に成る様に思える。兎に角 便利な物なので今後益々利用者が増える事だろう。私も此のLoTWの導入は本人確認の為に免許証や免許状のコピーを送る面倒くさい手続きが必要な事と英語辞書片手のシステムの理解が大変と思いLoTWの導入は遅きに失したがもっと早くに導入すべきであった。