今日、我が家に新たな仏様がいらっしゃいました。御覧の不動明王半跏像です。もともと違う方がお持ちだった御像だったのですが、その方が他界されていろいろと形見分けをしたいから…とお招きにあずかって伺った中にあったものです。
柘植の木で造られた高さ約20cm程の小像で、火炎光背と倶利伽羅剣以外を一材から掘り出した一木造りですが、お顔付きといい整った体躯といい、実に素晴らしい造りの御像です。座像や立像はよくあるのですが、片足を踏み下げた半跏(はんか)の形というのは、渡海文殊菩薩像や各種観世音菩薩像ではお見かけするものの、不動明王ではあまりお見かけしない珍しい御姿です。
焔燃え立つ火炎光背の中でも、こちらの形のものは迦楼羅炎光(かるらえんこう)ともよばれているものです。よく見ると、頭の真上で渦巻いている焔が火の鳥の頭の形になっているのがお分かり頂けますでしょうか?この火の鳥形火炎光背は、大山寺の鉄不動明王にも用いられています。
さて、我が家での朝晩のお勤めでは般若心経を唱え奉っています。今までは
阿弥陀如来…おんあみりたていせいからうん
勢至菩薩…おんさんざんさくそわか
観世音菩薩…おんあろりきゃそわか
と、比較的短めな御真言だけで済んでいたのですが、これからはプラス不動明王の御真言も唱え奉ることになるのです。その御真言というのが…
のうまくさーまんだーばざらだんせんだまかろしゃだそわたやうんたらたかんまん
…と、とにかく長いのです!
これから暫くは、お経本と首っ引きになりそうです。って言うか、果たして私はこれをワンブレスで言えるかしら…。
柘植の木で造られた高さ約20cm程の小像で、火炎光背と倶利伽羅剣以外を一材から掘り出した一木造りですが、お顔付きといい整った体躯といい、実に素晴らしい造りの御像です。座像や立像はよくあるのですが、片足を踏み下げた半跏(はんか)の形というのは、渡海文殊菩薩像や各種観世音菩薩像ではお見かけするものの、不動明王ではあまりお見かけしない珍しい御姿です。
焔燃え立つ火炎光背の中でも、こちらの形のものは迦楼羅炎光(かるらえんこう)ともよばれているものです。よく見ると、頭の真上で渦巻いている焔が火の鳥の頭の形になっているのがお分かり頂けますでしょうか?この火の鳥形火炎光背は、大山寺の鉄不動明王にも用いられています。
さて、我が家での朝晩のお勤めでは般若心経を唱え奉っています。今までは
阿弥陀如来…おんあみりたていせいからうん
勢至菩薩…おんさんざんさくそわか
観世音菩薩…おんあろりきゃそわか
と、比較的短めな御真言だけで済んでいたのですが、これからはプラス不動明王の御真言も唱え奉ることになるのです。その御真言というのが…
のうまくさーまんだーばざらだんせんだまかろしゃだそわたやうんたらたかんまん
…と、とにかく長いのです!
これから暫くは、お経本と首っ引きになりそうです。って言うか、果たして私はこれをワンブレスで言えるかしら…。