今日から小田原の放課後子ども教室が夏休み明けスタートしました。色よく灼けた悪ガキ共…おっと、可愛い子供達が元気な姿を見せてくれました。
今日の小田原はとにかく蒸し暑く、4階という高い場所にありながら殆ど風の通り抜けない教室は、気温と人いきれとであっという間に蒸れだし、大人も子供も汗だくでプリントや宿題にとりかかっていました。
何とか無事に教室を終え、相変わらず湿度の高い中を小田原駅まで向かいました。電車に乗る前に何か買い物でもしようと、駅ビルであるLUSCAの食品街に寄ってみました。すると、こんなものを見つけたのです。
これは『ハトシ』といって、長崎に伝わる食べ物です。実体は海老のすり身をサンドしたトーストです。何でも広東語で海老のことを『ハー』というのだそうで、それを挟んだトーストということで『ハートースト』が訛って『ハトシ』になったのだとか。如何にも国際的な長崎ならではのものです。
こちらで売られていた『ハトシ』は海老のすり身をパンで挟んで、尚かつパン粉をまぶして揚げたものでした。添えられた注意書きによれば、オーブントースターで1分半温めてお召し上がり下さいということでした。
早速帰宅して、オーブントースターでチンしてみました。海老の香りがふわっと優しく立ち上る、素朴で美味しい揚げパンという感じでした。
小田原で長崎の味を手に出来るというのも、なかなか乙なものです。こうなると福砂屋のかすていらも食べたくなってしまうのが何とも…。