jokichi つれづれ日記

自然観察大好きじいさんが 見たこと 感じたこと を気ままに綴ります。

モンゴル花散歩 11 オミナエシ と フウロソウ

2024-12-19 20:48:10 | 旅行
日本の オミナエシ そっくりだが少ない頭花と小さな植物体を見れば別種なんでしょうネ。


こちらも花の形や 一緒に写っている果実の形から フウロソウ科に違いないと思う。
わずかな違いで ○○フウロ と地域毎に別名をつけられている日本の フウロソウ の何フウロに似ているかまでは不明。



モンゴル花散歩 10  キバナカワラマツバ(?) と ヘンな甲虫

2024-12-14 21:41:09 | 旅行
キバナカワラマツバ 風の小さな花。
日本ではもっと背が高く いっぱい花を着けて叢生する。


4裂する花冠、4個の雄蕊、二つに割れた雌蘂、輪生する細い葉 細部を見れば キバナカワラマツバ だ。
小型で花数も少ないから 日本に咲いていたら ミヤマ とか ヒメ の接頭辞が着けられただろう。


その近くの草に ヘンな生き物がいた。最初は ずいぶん派手な模様のナメクジ?・・・と思っていたが。


少し探すとかなりの密度で見つかった。右上角のボケた個体も含めれば この絵に4頭も見える。


左上の個体は ♂ らしい。


この画像で検索したら 似た虫が一件ヒットした。
ロシア語のページだった。 Pallasiola absinthii Pallas という名前だったが翻訳しても日本名はなかった。
ロシアとは地続きなんだ・・・モンゴルは。


モンゴル花散歩 9 キキョウ科 と リンドウ科

2024-12-12 22:32:33 | 旅行
8月12日 モンゴル テレルジ国立公園は真夏だが日本に比べたら暑くはない。
もっとも 標高1800m程だから 日本だってそこまで登ればそれほど暑くはないが。
ただ 湿度はテレルジのほうが少ない。特に運動でもしない限り汗ばむことはなかった。
だから 野に咲く花も日本の季節感とは少し違って もう秋の気配。

オオバコ の中に咲く花の種名は分らないが きっと キキョウ科。


拡大してみれば花筒から飛び出した長い雌蘂は ツリガネニンジンそっくり 。


濃紫のこの花は おそらく リンドウ科。


日本だって高山に咲く リンドウ はこんな感じの葉を広げる。



モンゴル花散歩 8 ゴマノハグサ科(?) と シソ科(?)

2024-12-11 22:08:47 | 旅行
青紫の花を二題 名前を調べる手段がないので それらしい科名を付けてみたが決して正しいとは言い切れません。

朝の光の中での出会い ゴマノハグサ科 と思われる花。
茎葉には微細な毛が密生して白っぽく見える・・・ビロードモウズイカ風。


花を拡大すると 雄蕊が2本雌蘂は1個・・・オオイヌノフグリ風。


真昼の散歩道では シソ科 らしい花と。
角張った茎は シソ科 の特徴。


花を拡大・・やっぱり シソ科風の花。



モンゴル花散歩 7 オオバコ と 不明種(キク科かな)

2024-12-04 22:26:35 | 旅行
初めて見る名前の分らない草ばかりだが オオバコ だけはそれと分る。
でも 魚沼で見る オオバコ より葉の幅が狭いような気がする。


若い葉には白く長い毛が見える。


キバナノカワラマツバ かと思ったが・・・。


花びらが無い。
舌状花を失った キク科 の花かな・・。