1月31日 雪をかぶった マルバマンサク の果実です。
堅い皮に割れ目が見えてきた。
割れるなら十字型に割れるものと思っていたが・・・・・。
今日 訪れてみると・・
ふたつ に割れるのだった。種子は雪の中に落ちるものらしい。
秋 この樹の下に落ちていた細長い黒い種子を この樹のもの と思っていたんだがよく分からなくなってしまった。
林間をひらひらと飛ぶ チャマダラエダシャク は蛾の仲間では大きい方だ。
飛んでいると見つけやすいが 警戒心が強く撮るのは簡単では無い。
こんな色だからなのか翅を休めるのは草や葉の上ではなく翅を広げて立木の幹にピッタリと張り付いたようにとまる。
目視で追いかけていても立木の向こう側にとまると探すのに苦労する。
しかも警戒心が強いから迂闊に近づくと見つける前に逃げられてしまう。
ようやく撮ったこの個体だが 左前翅にダメージがあった。
2016年7月27日 越後駒ヶ岳の山頂稜線での出会い。
そのときは ヒメシジミ のつもりだった。
今日 見直していたら後翅外縁の黒点の中に青い鱗粉が見えた。
その鱗粉が ミヤマシジミ の識別点だと言う。
一緒にいた ♂ はそれが確認できない。
三日間休み無く降り続いて 積雪はとうとう253cmになった。
フワフワの雪だから少し気温が上がれば一気に嵩は減るだろうが 雪の壁を見ると圧迫感を覚える。
夏の頃を思い出して 圧迫感から逃れよう・・・・・。
春の遅い銀山平も7月も下となると真夏だ。
クガイソウ の株も花盛り。たくさんの蝶たちがその蜜に誘われて株のまわりを乱舞する。
二頭並んで吸蜜しているのは ウラギンヒョウモン かな?
翅裏を見せてもらえないと jokichi にはよく分からない。
2017年7月27日 越後駒ヶ岳
雪渓のまわりに遅い春がやってきた。
ショウジョウバカマ が咲き コバイケイソウ の芽も大きく膨らんできた。
遅い春を探して雪の上を歩いていたら 一頭の蝶が・・・・・。
風に乗って2000mまでやってきたんだろうが着地したところが雪の上。
たちまち冷えて動けなくなってしまったらしい。
その当時は特に気にもとめていなかった蝶だが 改めて名前を調べたら ハヤシミドリシジミ のようだ。
食草は カシワ だと言う。魚沼では カシワ の樹を見たことが無い。
いったいどこから風に乗ったんだろう。