4月最後の二日間 佐渡 ドンデン山に咲く花を訪ねてきた。
シラネアオイ で知られる アオネバ渓谷を登るコースは入口からすぐに ニリンソウ が咲き乱れる。芽吹き前の明るい広葉樹の林床は素敵なお花畑だ。珍しい 緑花も見られた。見難い写真ですが画面中央に開花しています。ニリンソウ を過ぎると シラネアオイ が延々と咲き続ける。どの株も魅力的で 歩きが遅くなりがち。前を歩く人との距離が離れてゆく。日陰で小休止 花を眺めながら汗ばんだ体を冷やす。
オオバキスミレ は豪雪地帯特有種。
魚沼の里山では定番の スミレ だが 水田地帯ではほとんど見られない。
先日の アズマイチゲ の山では花盛りだった。そのころ水田地帯はまだ雪の下だった。この花の群生を魚沼の景色として広くPRしたらいい と思うんだが・・・・。ただし ありふれた花だが鉢植えでの管理は難しい花のようだ。
昨日 越後駒ヶ岳 で見た ブナ を紹介します。
スタートして15分 ヤドリギ をたくさんつけた古木が朝日を浴びていました。道行山から見える ブナ の林にはまだ春は来ていない。剪定された庭木の様な この ブナ は ノウサギ の食害の結果。帰りに見た 荒沢岳の中腹。芽吹きを始めたようだが これは 花盛りの ブナ の林。花芽のない樹はまだ冬の佇まい。奥只見シルバーラインのトンネルの切れ間から帰路に見た ブナ の新緑。
快晴の今日は 今年初めての 越後駒ケ岳行きの日。
目的は 連休に増える登山者のための登山ルート表示(小さな赤旗)の設置と小屋の点検。
総勢20名で 石抱橋を 7時6分出発。朝日に輝く 越後駒ヶ岳 を橋の上から見る。最初の一時間は まだ除雪の住んでいない 林道を一時間ほど歩く。道行山から小倉山までの稜線を行く。9時40分小屋着は12時10分 今年の小屋はまわりに全く雪が無い。帰路 百草の池付近から見上げる 前駒 。14時25分道行山まで帰ってきました。15時20分スタートした石抱橋に戻ったのは 16時45分でした。
大切に 大切に鉢で育てていた ノジスミレ なのに鉢に閉じ込められているのは気に入らないらしい。
鉢の中から いつの間にか姿を消してしまった・・・・と思っていたら花壇の一隅に姿を現した。ここで種子を稔らせて殖えてゆくのかと花の中を覗いて見たら雄蕊はまだ未熟だった。いずれ種子を飛ばすのだろうが 花壇は競争相手が多い。スミレが入り込む余地は狭い。