jokichi つれづれ日記

自然観察大好きじいさんが 見たこと 感じたこと を気ままに綴ります。

ナンテン

2024-12-27 18:40:01 | 池のまわりのこと
昨日は一日雨降りだったが今朝は夜明け前から雪に変わった。
辺りが白くなると軒下の ナンテン の赤い実が目立ってくる。
この実も ヒヨドリ の好物 いつまでこの景色がつづくやら。
黄色だった ヤマノイモ の葉は散ること無く茶色に変わった。


軒先からはみ出した葉に降る雪は積もること無く滑り落ちる。


池の水面も雪で覆われた。予報によれば年内は降続くらしい。
とすれば水面が現われるのは来年か。池の鯉の辛抱はつづく。



マンリョウ

2024-12-25 22:21:34 | 棚場のこと
小さな マンリョウ が予想外に沢山実を着けた。
これじゃ雪囲いの中に閉じ込めるのは可哀想だから玄関前にでも飾っておこう。
久しぶりに陽射しがあった今日は日向で日光浴。
20cmほど積もった雪の上に出してみる。


雪が降って餌に不足した ヒヨドリ に見つかると一日で全部食べられてしまう。
今のところ まだ見つけられてはいないが 要注意 だ。



ツルウメモドキ

2024-12-24 21:53:33 | 河岸段丘のこと
60年程昔 我が家が茅葺きだったころ 甘柿の大木が軒先近くにそだっていた。
その樹には ツルウメモドキ が絡みついて初冬の頃には鈴なりの朱色の実が見事だった。
そんな景色を思い出して枯れ野を歩いてみた。
見事な蔓は見つからなかったが 季節を象徴するような 朱色を見つけることが出来た。


ゴミの着いていない実を選んでクローズアップ。



ヤマノイモ

2024-12-23 23:36:23 | 花を訪ねて
イタドリ に絡まった ヤマノイモ の向こうの空は雪雲だ。
丸みのある莢には オニドコロ 同様にまだ種子が残っている。


オニドコロ と違うのは莢は下を向いて開くこと。
だから オニドコロ より少し大きい種子は弱い風でも旅立てる。
種子の旅立ちは オニドコロ より有利のようだが 一房に着く花数は ヤマノイモ のほうが少ない。


種子数がすくなくても ヤマノイモ には零余子(ムカゴ)という繁殖手段がある。
零余子はそれ自体が小さな ヤマノイモ だ。翌春には100%発芽する。
すりつぶせばトロロになるしご飯に炊き込んでも 炒って食べてもおいしい食材でもある。