六万騎山の カタクリ がローカルTVで紹介されたからか平日の午後なのに駐車場はほぼ満車だった。
しかも遅すぎた再訪で 花のピークは過ぎてしまったようだった。
規制ロープの杭の根元に咲く花。
杉林の中は季節の進みが遅い。まだ若々しい花が遊歩道に咲いていた。
咲き始めたのに 昨日は雪をかぶってしまった ユキツバキ。
赤い花 緑の葉 消え残った白い雪 クリスマスの三色だが この場合は将に「和」の色。
ユキツバキ の薄い花弁は傷みやすい。 霜 雪 風 ですぐに傷んでしまう。
葉陰に隠れて咲く場合でもないと 完全な花は見られない。
昨日の雪は今朝になっても消えずに残った。
水分の多い湿った重い雪だったが 花を閉じた カタクリ は耐えていた。
9時を過ぎて太陽はかなり高くなったが 開花にはまだ寒すぎるようだ。
11時半 気温の上昇で雪はどんどん消えてゆく。
埋もれていた葉も見えてきた。花も咲き出した。
里の カタクリ は雨の日には開かない。
訪れる昆虫も雨降りには期待できないから はじめから。
昨日目覚めたばかりの株も やっぱり眠ったまま。