ブナの木の根元に ひっそりと イチヤクソウ が咲いた。
何本も花穂を伸ばしたことがあったが 今年は2本だけしか伸ばさない。
しかも そのうちの一本は貧弱なもので まともな花穂は一本だけだ。
年々 株は大きくなってゆくのが普通だが この株は年々小さくなってゆくようだ。
一茎に着く花数も心なし少ないような気がする。
面白いカタチの花だが 花芯を覗き込むとあまりいい気持ちはしない。
ウジ虫がうごめいているような・・・・・・。
ブナの木の根元に ひっそりと イチヤクソウ が咲いた。
何本も花穂を伸ばしたことがあったが 今年は2本だけしか伸ばさない。
しかも そのうちの一本は貧弱なもので まともな花穂は一本だけだ。
年々 株は大きくなってゆくのが普通だが この株は年々小さくなってゆくようだ。
一茎に着く花数も心なし少ないような気がする。
面白いカタチの花だが 花芯を覗き込むとあまりいい気持ちはしない。
ウジ虫がうごめいているような・・・・・・。
陽当たりのいい登山路に ミヤマママコナ が咲いていた。
赤紫の葉色は日当たりのいいしるしで日陰の葉は緑だというが日陰に咲くこの花を見たことが無い。
黄色の斑点が ミヤマママコナ の特徴で ママコナ のこの部分は白斑だという。
越後駒ケ岳の登山路は 今 ツルアリドオシ の花が真っ盛りだ。
登山路の チシマザサ を刈り払うと 隠れていたその花が姿を見せる。
花冠は4裂が多いが 3~6裂のものも見られる。この花は5裂だ。
花色は白が普通だが こんな紅を帯びたものもある。
ツルアリドオシ の花のまわりを注意深く探すと アリドオシラン が見つかる。
この純白の小さな花を付ける ラン は 新潟県のレッドデータブックに記載されている。
純白の花は目につきやすいようだが ツルアリドオシ の花に紛れて眼に付きにくい。
ひとつ見つけると次々と見つかってくる。
小さな花を覗き込むと 小さな黒い虫が見えた。外には小さな緑色の蜘蛛がその虫を待っていた。
登山路の草刈に行ってきた。予報では晴のはずだったがガスが陽射しをさえぎってくれた。
遠来の登山者には 御気の毒だったが 刈払い機を操作するには日射は無い方が涼しくてありがたい。
水分の消費量が かんかん照りに比べると20%ほど少なかった。
登山路脇に広がる チシマザサ の葉の下には別の世界が広がっている。
葉陰で開花していた テングノコヅチ はガス越しの薄日でも眩しそう。
テングノコヅチ は ツルリンドウ の高山型で 環境省のレッドデータブックに記載されている。
ツルリンドウ より小型で花色も濃く 絡み付くことをせず地面を這う。
この花の花筒の長さは2cm位だった。
オオバツツジ の花は目立たない。その名の通りの大きい葉の葉陰にひっそりと咲く。
比較的珍しい樹なので 登山路の草刈の際にも 路にせり出しているが刈払わずに残している。
でも 大勢の登山者がこの樹の脇を往来しているが この花を見つける人はほとんどいない。
昨日草刈の帰路 その オオバツツジ の葉の下を見ると開花を始めていた。
花の中を覗き込むと 働き者の蟻が蜜を求めて動き回っていた。開花を知って登って来たんだろうか。