突然に 知人の訃報を聞いた。
斎場は故人の人柄をしのばせて野辺の送りの人であふれた。
ヘクソカズラ 名前は心地よい響きとは言えないが jokichi は好きな花である。
今の季節は果実になっているが 落ち着いた色合いで薄日を受ける風情もまたいい。
充実したセカンドライフを楽しんでおられたご夫婦だったが
残された方の悲しみを思うと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
合掌・・・
ムレチドリ は ネジバナ と同じように管理すればよい・・・・と聞いていた。
だから春からずーっと日当たりで管理していた。
そうしたら葉先が枯れてしまった。水切れはしなかった筈なのに。
それなりに肥料もあたえていたんだが花茎は何故か貧弱でみすぼらしい。
ま アフリカの花を露地で育てているんだから そんなものなのか・・とも思う。
でも来年はもっと立派な花を咲かせてみたい。
二日続いての小春日和だった。
河岸段丘の ヒヨドリジョウゴ の実を見に行ってきた。
いつもは藪の外から見ていた ヒヨドリジョウゴ だが今回は藪の中に潜り込んでみた。
透き通った赤い実は いつものように輝いていた。
少しだけ向きを変えると輝きが消えていい雰囲気になった。
冬も枯れない リョウメンシダ の緑も藪の向こうの青空もいい色になった。
久しぶりに一日青空が広がった。小春日和の見本のような穏やかないい天気だった。
その青空に誘われて野菜畑に続く農道を歩いてみた。
唱歌 野菊 の歌詞そのもののように ノコンギク が冷風に揺れていた。
さすがに花は小振りで舌状花の数も少ない。
でも これから咲こうとしているこんなに立派な花もある。
繁縷 も季節外れだが頑張っている。一度雪に倒されたのだが起き上がっている。
雌蕊が5裂しているから ウシハコベ だろう。
ノコンギク も ウシハコベ も在来種。
外来種が目立っているこの道でも 負けちゃいないで頑張っている。
19・20日と降り続いた雪がようやく消えた。
棚場も雪囲いが終わって見えるものが無くなってしまった。
来年の4月まで鉢は囲いの中で寒さに耐えてゆくことになる。
悪天候続きの今年だったが 先月の24日はいい天気だった。
キイイトラッキョウ の花も久しぶりの陽光に輝いていた。
多肥で管理すると株は増えるが花着きが悪い・・・・と 聞いたことがある。
ほとんど無肥料で育てたから 葉は貧弱だが 花はたくさん咲いた。
この鉢も今では地上部を刈り取られた姿で棚下に積み重ねられて来春までお休みだ。