登山道の草刈に行ってきた。しかし 刈り払い機が不調で不本意ながら途中中断せざるを得なかった。 不機嫌な状態で下山中 昼食を摂るべく腰を下ろすと 目の前に アリドオシラン が咲いていた。 一年ぶりに出会った アリドオシラン のお蔭で 機嫌が直った jokichi だった。 一茎二花のものもあったが樹下の薄暗い所に咲く 純白の小花を撮るのは難しい。 ←よろしかったら クリック をお願いします。
浅草山麓エコミュージアムの入り口近くの 滝のそばの コシジシモツケソウ が咲き始めた。
今日はあいにくの雨天 しかも風も強く写真日和とはとても言えない日だったが 今度ここに来るのは一週間後だ。
雨の効果で水量の増えた滝の雰囲気はいい。来週になれば花も散ってしまう。
ということで シャッターを切ってみたが・・・・・
しぶきをかぶっている株を狙って もう一枚。
浅草山麓エコミュージアム へ通じる県道は コシジシモツケソウ のほかに 純白の トリアシショウマ 明るいブルーの エゾアジサイ などが咲きそろって今花盛りです。
避暑を兼ねて 足を運んでみてください。
先輩のブログで ソウシシヨウニンジン は 相思子様人参 だということを今年知った。
植物調査のとき 薄暗い杉林の下草に ソウシシヨウニンジン が鮮やかな実を付けているのを見て ふとそのことを思い出した。
青い未熟果から赤と黒に熟す様子はこの実を見れば一目瞭然。
相思子のような実を付ける・・・・という意味の ソウシシヨウニンジン を知って思い出したことがある。
jokichiの父は 戦時中は 仏印(仏領(オランダ領)インドシナ)に出征し いまのベトナムで終戦を迎えている。---失礼しました 仏領はフランス領 が正当でした---
復員のときに 仏印の小豆 といって 一握りの小豆状の実を携えてきた。その実は赤と黒のツートンカラーだった。
今 思うとその実が 相思子 と言われるものだったに違いない。
その 相思子 はガラスの小瓶に入れて 土蔵に収納した記憶があるが いま土蔵を探してみても見つからない。
植物調査は決して重労働ではないが 今日のように真夏日の炎天下の調査はやはり暑い。
暑い道から分かれて 日陰になる調査道に入ると 思わずほっとする。
その涼しい木陰で 小さな水路に沿って 一叢の ミズタマソウ が咲いていた。
名前からも 涼しさを想わせる花を見つけて心が和み 涼しくなったような気がした。
アップで撮ったこの花は 水玉になっていなかった。
薄暗い ブナ の林床に咲いた ギンリョウソウ は今 稔りの季節を迎えている。
大きく稔った実は 花の頃の雰囲気とは程遠い。
ギンリョウソウ の花のことを 子供たちに ユウレイソウ ともいうんだよ・・・などと説明している。
何もない 落葉の中から突然 伸びてくる白い植物体を幽霊に見立てているわけだ。
だが 今 この姿をみるとまさに ゾンビ の群れのようだ。