一年生の姿が消えた 秋晴れの小出公園は秋の草花たちが主役。
黒と言えるほどの濃紫の花をつける クロバナヒキオコシ。
ツリフネソウ よりも舟らしい花を吊り下げている。
葉は初夏に姿を消してしまう ツルボ。
時が来ると一見 何もない所に花茎を伸ばし野草と思えぬ花を咲かせる。
さわやかな秋晴れにつられて小出公園に出かけてきた。
ヤナギバヒマワリ の向こうの芝生広場が賑やかだ。
そっちにピントを合わせると 一年生の遠足だった。
しばらく芝生を走り回って 全員集合。
せっかく 花のフレームのポイントを見つけたのにお昼を食べにみんなが行ってしまった。
薄暗い ブナ の林に アケボノシュスラン が咲いた。
この林に アケボノシュスラン が生息していることはずいぶん前から承知はしていた。
そして 花がなかなか咲かないことも承知していた。
何年かに一回 せいぜい3~4本の花茎を伸ばすだけの群落だった。
ところが 今年は20本も花茎を伸ばした。雨の多かった夏がそうさせたのだろうか。
ただ まばらに咲いているので一つのフレームに沢山の花は入らない。
これが春の曙の空の色?
おまけに棚場で咲いた曙の空の星からのネーミングという アケボノソウ の花を。
9月25日 尾瀬沼からの帰り道 草紅葉のピークは終わり 樹々の紅葉が始まった。
大江湿原のまわり 緑の笹の中に赤く染まっているのは ヤマウルシ のようだ。
沼山峠頂上では ダケカンバ が黄色の梢を広げていた。
中央の濃い黄色は ネコシデ の黄葉だ。
道は下りにかかり 子供たちは足どりも軽くなり どんどんスピードが上がってくる。
ネコシデ の黄葉なんて 東京じゃ見られないと思うが 誰も気に留めない。
草紅葉の 尾瀬 大江湿原にまだ咲き残っていた オゼミズギク。
長蔵小屋の湧き水には チョウジギク が姿をとどめていた。