一月が終わる日 天候は雪だが大した降り方では無い。
朝の新雪は7cm程 日中も降り積もる程の雪は降らない。
こんな天気が続くから今年の冬は楽な冬だ。
魚沼市の積雪は141cmだと言う。市内のスキー場はいずれも滑走可能だからほどよい降雪と言える。
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池のまわりの マルバマンサク を見る。
さすがにまだツボミは固いが気のせいか少しふくらみ始めたような感じ。
果実も種子を落とし終えたようだ。
常緑樹の筈だが池畔の ツルマサキ は緑ではなく 黄葉している。
夏から秋にかけての水不足が原因だと思うが枯れることはないようだ。
春になると緑は回復し新芽も勢いよく伸びてくる。
でも葉数は自生地のものに比べると少ないようだ。
池畔の枝に スズメ が3羽。
うち一羽が降りて流れの中へ。
jokichi に気付いたらしい・・。
十分なディスタンスを確認したらしく 流れに頭をジャブン。
その後に ジャブジャブっと体を震わせて水浴でした。
雪を浮かべた池からの水は冷たいはず。スズメたちも春が待ち遠しかろう。
ヒカゲノカズラ科 紹介 ④(終)
アスヒカズラ Lycopodium complanatum L.
ヒカゲノカズラ科は杉の葉のような細い葉が特徴のようだが アスヒカズラ の葉は少し違う。
杉の葉と言うよりも檜の葉に似た葉をつける。アスヒ と言うのは 明日は檜・・の意かなどと勝手に思っている。
群生すると艶のある緑が美しい。
マンネンスギ Lycopodium dendroideum Michx.
ヒカゲノカズラ と混生していると匍匐枝を見ても両者の区別はつけにくい。
ほぼ同じ頃に胞子嚢穂を立ち上げるのでそれを見ればはっきりと区別できる。
立ち上がった茎に枝をつけているのが マンネンスギ だ。
この絵では ヒカゲノカズラ の胞子嚢穂の方が目立っている。
jokichi が魚沼市で観察した ヒカゲノカズラ科 はこの8種だ。
旧 大原スキー場から見る純白の守門岳。
その山を源流とする守門川。寒中故に水量は少ないが涸れることは無い。
穏やかに晴れた日は河原に積もった雪の表情も穏やか。