気温上昇と降雨とで山の雪解けが進んでいる。
河畔の ヤナギ や ブナ の芽吹きも始まった。
河原にはまだ雪が残っているが 崖の上の オオヤマザクラ はちょうど満開だ。
増水し笹濁りの流れは河原の雪に直接あたって融かしている。
半月前の15日に砂防ダムを流れ落ちる水には まだ濁りは見えなかった。
恐れ多いネーミングのこの樹は寒さに弱いようだ。
雪囲いの中だが屋外越冬させたら葉にダメージが現れた。
優しい花容は霜に合うと褐色になってしまう。
山入端に近づいた夕日が横を向いた花の中まで差し込んで眩しいほどだ。
上を向いた花は影を長く引いている。
ようやく萌えだした池畔の若葉をしっとりと濡らして雨が降る。
アズマシャクナゲ より少し遅れて咲き出した アカボシシャクナゲ も雨滴で花が重くなった。
雨が淡い紅色を流してしまいそう・・・・・
プリンセス雅子 と名札のついていた樹だが 違うかもしれない。
紅覆輪が プリンセス雅子 の特徴・・・・との記事をネット上で読んだから。
花の後ろにもう一つ蕾が・・・・。
この樹の実生苗が2本ある。まだ30cmほどの小苗だがどんな花が咲くのだろうか。