冬の置き場に取り込んだ さつき がきれいに紅葉している。
取り出して 飾っておきたいほどの色あいだが 取り出すには樹を痛めるようでむずかしい。
紅葉に仕方でその枝に咲く花がどんな花かわかるという。
絞りの花が咲く枝の葉は 絞り模様の紅葉する。
夏の間はいろいろな つる草 が絡み合って近寄り難かった藪も初冬ともなれば入ってゆける。
スズメウリ の白い実がやわらかな陽射しをあびて一層白く輝いていた。
明るい茶色の ヘクソカズラ の小さな実も輝いて見えた。
さらに踏み込んで見上げると 青空とのコントラストが眩しいほど。
こげ茶色に黒い斑点の莢は ヤブマメ の実だ。
遅咲きの キクタニギク よりもっと遅い アシズリノジギク がようやく開花した。
自生地でも花期は10月~12月というから まァ 標準の開花なんだろう。
根洗い風に育ててみたが 栄養不足だったらしく下葉が枯れ上がったし花数も非常に少ない。
飛び込んできた ユキノシタ や ネジバナ のほうが元気がいいようだ。
黄伊羅保釉の浅鉢と色の組み合わせはいいのだが 肝心の草があまりにもみすぼらしい。
アップで見る花はこんなにいい花なんだから 来年はもっと手入れをしてあげなくちゃ・・・。
戸外で越冬可能・・と言う説明だから買ってきた ミニバラ だが3mの積雪に耐えるとは思えない。
少なくともこの冬は屋内で冬を越そう。まだ着いているツボミの開花も楽しまなくちゃ・・・。
マットの黄瀬戸釉をかけた小鉢は縄文土器をイメージして作った鉢だ。
朝日に輝く真紅の花は花径5cmとは思えない存在感がある。やっぱり薔薇は真紅だ。
まだ 初冬 ではあるが 冬来たりなば春遠からじ と言うから 春の曙もそう遠くないものと思おう。
白い花と一瞬おもったのだが この花の色は アケボノシュスラン の花の色のようだ。
黒天目釉の小鉢のミニバラに 初冬の曙光が射し始めた。
ほら!! 光が・・・・・・・・・・・・・・・。