11月中は積雪を見なくてもいいか・・・などと思っていたがそうは行かなかった。
今朝の積雪は3cmほどだった。
初雪を被った ヤブコウジ を撮りたかったが 雨降りでいい景色にならなかったので昨日の絵を。
一見 草本のように見えるが ヤブコウジ は木本だと言う。
苔の中や石の間を縫って蔓状の茎はあまり枝分かれをしないで どんどん伸びてゆく。
小さな花は目立たないが 赤い実の熟す今頃になると植えておいてよかった と思う。
今朝 花が散るような雪が舞い降りてきた。一時間ほどで降り止んで積もることは無かった。
降り止むと青空が広がったが午後は雲が厚くなって15時には雨が降り出した。
日が暮れると雨は雪に変った。明日朝は白くなっているだろうか。
蕾がふくらみ始めたので 雪囲いに取り込まなかった キクタニギク がようやく開花した。
この花が棚場では最後の花だ。
小さな花だが 薄日が射すと輝いた。
jokichi が物心ついたころから オオアワダチソウ の花は家に咲いていた。
きっと生まれる前から咲いていたに違いないから100年は咲いていたんだろう。
セイタカアワダチソウ と同等に扱われているが オオアワダチソウ はおとなしい草だ。
占有面積は70年前とほぼ同じで増えてはいない。
後から侵入してきた ミョウガ のほうが元気がいいほどだ。
その ミョウガ も黄色くなったが オオアワダチソウ は完全に枯れて西日の中に立っている。
近寄って見ると まだ種子が残っている。このまま雪に埋もれてしまうのだろうか。
そういえば この草が空き地や畑で新たな芽を出しているのを見たことが無い。
広場の中央に立つNo109に着いたのは10時59分。
標柱には 熊 の爪痕が・・・・・。
汚れていないからこの秋に付けられた傷だろう。
三角点にあったNo108着は11時8分。
標識の間隔が短くなってきた。終点は近いようだ。
一分後に見つけたNo107は送電線鉄塔に寄りかかっていた。この柱にも 熊 の痕跡。
最後の空堀の底に立つ標柱にも 熊 の傷跡。この柱にはNo表示が無かった。
堀から上がったら ミヤマガマズミ の実が熟れていたが 熊 が食べた痕跡は見られない。
終点が近いのに まだ 熊 の落し物は多い。
11時36分 No106 NHKのテレビ塔のすぐそば。
NHKと民放の塔の中間に No105がある。
ここまで来て11時39分。遠景に八海山。ここからNO104までは車で移動。
西福寺駐車場に隣接して立つNo104に着いたのは11時45分。
ハアハア ゼイゼイと息を切らしながら必死に歩いた jokichi でした。
時間を記録しましたが 皆様の参考にはならないと思います。
9時35分 黒禿の頭への分岐点でNO115を確認。
遠い山は雪を待っている 丸山スキー場だ。jokichi は雪は遅く少ない方がいい。
きれいに色づいた アズキナシ。
足元に熊の落し物。未消化の アズキナシ の実が混じっている。
アカミノイヌツゲ の実と葉が光る。
狂い咲きの ユキグニミツバツツジ が散見されるがまともな花容ではない。
空堀を二か所越えるとNo113だ。ここを右に分岐すると葎沢への下り道。
初冬の日射しに魚沼市の街並みが輝いて見える。10時12分に通過。
10時16分 城跡と言うには少し狭すぎる湯谷城址がNo112。
10時25分 No111を通過。ここを右に分かれると板木集落へのショートカット。
熊の落し物の出現頻度がだんだん増えてくる。
柿の種も見えるがわずかだ。ここの熊は里へはあまり下りてはいないようだ。
落し物はさらに増えてくる。落ち葉に隠れたものを何回も踏んだり 空堀をいくつも超えて 10時41分No110へ。
板木城址のここにはベンチも設置されている。小休止をして水分補給。
続きは あ と で。