アカシジミ との出会いも 6月6日だった。いつものとおり 名前を知らない蝶だった。
とりあえず カメラに収めて置いて 名前調べは冬になってから炬燵にあたりながらでもいい。
そんな感じで虫たちとは付き合っている。それが ブログネタの切れる冬の対策にもなっている。
見つけた時に まず一枚。そっと近づいて また一枚。アカシジミ・・・・鮮やかな色の蝶でした。
6月6日は多くの植物とともにたくさんの蝶とも出会えた日だった。
イタチハギ の葉に コミスジ がとまっていた。全く傷んでいないから新鮮な個体のようだ。
食草は マメ科 というから羽化したばかりなんだろうか。飛び立つ瞬間に翅裏が見えた。コミスジ は翅を開いてとまるので 翅裏は撮りにくらしい。
遠すぎてボケボケだが偶然の一枚だった。これを見ると翅裏の模様も表と同じようだ。
家のまわりの積雪は 2m程ある。市役所の観測ポイントの積雪もほぼ同じだ。
昨年同期の積雪は 1.4m 一昨年は 2.8mだった。
積もっている雪の質が今年は例年と全く違って温度が高いから案外雪融けは早いような気がする。
それでも 少しでも早く春を呼びたいから 池のまわりの除雪を始めた。
固い雪が無いから ザクザクと気持ちよく雪を切りだして運べる。スコップの長さは 95cm。掘り下げた雪は 165cmだった。
21・22日と二日続きの晴天で気温も上昇した。22日には春一番が吹いたと気象台は発表した。
春一番が吹くとその後2・3日は冬に逆戻りして雪の日が続くのが例年だが今年は違った。
23・24日は雨~曇だった。気温もマイナスにはならず暖かい日が続いた。
雪崩注意報が発令されているのも当然の天候だ。注意報通りに山では至るところ雪崩が発生している。
数日前までは大きく張り出していた雪庇も崩れ落ち急斜面は地肌をあらわしている。スノーシェッドの雪庇も小さくなっている。今冬の雪は雪崩れ易い雪だから稜線近くの斜面は春が来るのが早いだろうが谷底の春は遅いだろう。
山菜採りは長く楽しめそうだ。
6月6日は ウスバシロチョウの日 と言ってもいいほどたくさん飛んでいた。
キハダ は枝一面に花を着けていたが 一つの花房にだけ ウスバシロチョウ が群れていた。足元の ハルジオン では コチャバネセセリ と一緒に。食草は ムラサキケマン と言うが調査エリアには ムラサキケマン はほとんど見られない。
これだけの蝶を養う程の ムラサキケマン はいったいどこに生えているのだろう。
同じ ケシ科の ミチノクエンゴサク は沢山生えている。大型草本の タケニグサ も豊富にある。
それらは食べないんだろうか・・・・などと思っている。