2014年に出会った 口紅咲きの オオバツツジ です。
登山道の草刈り作業中に刈り払った潅木の中から顔を出していました。
通常は紅色の無い単色の花なので刈り払ったその枝を持ち帰って挿し木をしてみました。
翌年芽を出す事は無く結果は失敗でした。
専門家から 新芽挿し が良いと教えて頂いたので 2016年に試してみました。
これも残念ながら失敗でした。
最後の手段を試したのは2018年でした。
5月に根元近くから伸びていた10cmほどの小さな枝に 取り木 の処置をしました。
8月に点検すると発根が確認出来ました。でも そのまま10月まで根をのばしておきます。
10月 落葉して休眠態勢になってから切り離して家に連れ帰りました。
2019年春 新芽が伸び順調に育ってきましたが 花は咲かないままでした。
初めての出会いからちょうど10年 待望の花が咲きました。
・・・・・待ちに待った花ですが 待っていた花ではありません・・・。
初花 なんだからまだ安定していないのだろう・・などと思いながら来年の花を待ちましょう。