東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

赤い花、赤い実

2019-09-06 | 季節の花
  百花園にも赤い花や赤い実が目立つようになってきた、
  やっぱり赤となると晩秋や冬を思い浮かべる。
  秋はともかく冬ともなると"色"は見られなくなり赤は恋しい色となる
  真冬に赤を見つけると急いで行ってみる、そんな冬がまたやってくるのかな。


  

     百花園の門を入ってすぐ細かい砂利の上に木の実がいっぱい、
     ドングリじゃないねシイの実だ。
     懐かしいなぁしばらくぶりで見た、これって食べられる
     生で食べてもいいけど炒って食べるとさらにおいしく食べられるよ。




  

     百花園がある辺りを江戸の頃は寺島村と呼んでいた、
     野菜の産地で江戸の胃袋を賄っていたが中でも評判がよかったのが
     「寺島茄子」という丸っこいナス。
     隅田川を下って本所・深川とか日本橋に売りに行ったんだろうね。




  

     ザクロの実、このまま進んでパックリと割れてくれるといいんだけど
     なかなか割れるところまでいかない、
     こんな状態でポトッと落ちてしまうことが多い。
     赤い夕陽に輝くルビーようなタネはしばらく見ていないな。




  

     ウメモドキ、葉がウメの葉に似ているというので「梅擬」。
     この実は発芽抑制物質を含んでおり、
     小鳥のおなかを通過しないと発芽しないしくみになっていて、
     小鳥を使ってタネを遠くの方に運んでもらう。
     ブラシノキもそうだけど植物はみんな賢いね。




  

     マユミ、面白い形の実。
     熟すと中から真っ赤なタネが顔を出し夕陽に輝く姿は美しい。
     材が強くてよくしなることから弓の材料に使われ「真弓」となったらしい。




  

     ミズヒキ、今年も見られるようになった。
     白花もキンミズヒキもあるけどやっぱりスタンダードなこれがいいね、
     マクロで撮りたいところだけどいつも風に揺れているから根負けしてしまう。




  

     どこへいっちゃったのかと心配していたほおずき、やっと姿を見せてくれた。
     夏草に負けまいと思いっきり横の方から「ここにいるよ~」、
     ほかの仲間もどこかに隠れているのだろうね。




  

     うまくしたものでヒガンバナが咲いてきてもうすぐお彼岸、
     早いなぁと言おうとしたがもうすぐお彼岸じゃしょうがないヒガンバナの勝ち。
     暑さ寒さも彼岸まで、もうちょっとです頑張りましょう。

     2,3日前から少し涼しさを感じるようになった、
     気温も30℃を割る日があってほっと一息つけるようになってきた。
     でもまだ安心するのは早いようで
     このあとまた30℃を超える日が続くと予報。
     ここまで耐えてきたのだからもう一息頑張らなくちゃ。
     ちなみに今日は32.9℃、簡単には涼しくならないみたいね。

          data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 8月25日 向島百花園
          
コメント (2)
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