東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

足立区にお城があった!?

2019-09-18 | 散歩
  足立区にお城があったなんて、私が一番びっくり!、
  もちろん天守閣がそびえるような立派なお城じゃなく
  砦か館かそんな類だろうけどね。
  今はその跡に神社が建っています、早速行ってみましょう。


  

     はい、「中曽根神社」ですね、
     私んちから500メートル自転車で2分でした、だんだん行くところが近くなります。
     こんなところにお城があったなんてほんまかいな。
     この日は剪定作業が行われていて休憩時間だったので勝手に入ってもらった。




  

     ほんまでしょ、ほら。
     お城があったころは「淵江城」とかそんな名前で呼ばれていたみたい、
     淵江というと年末のイルミで有名な「元淵江公園」を思い出すけど
     このあたりは古くは淵江と呼ばれていたみたいな話も。




  

     なんたら書いてあるけど読めません、そんなときは虎の巻を紐解いて・・・。

     中曽根城は室町時代に千葉何某によって築城された、
     外構えに堀や土塁を巡らしていたと伝わる。
     当社の境内は城の一部で千葉氏の信仰する妙見社が祀られていた、
     幾星霜の間に周辺は耕地となり現在は都市化した。
     昭和7年、妙見社と"興野"の雷社と合わせて中曽根神社とした。
     (興野はこのあたりの地名、中曽根はこのあたりの"字"の名から)




  

     現在のマップ、直線道路は私が東京に来てから作られた都道100号線。
     これを見ると神社を中心に同心円状の小道が見られるが
     堀、もしくは空堀とか城を取巻く道の跡だとしたら面白いね。




  

     中曽根神社の境内は小さな児童公園くらいの広さ、
     建物は昭和の建造らしく新しくきれいです。




  

     拝殿前の岡崎型狛犬、狛犬もその形によっていろいろと分類できるようで
     これは岡崎型といわれるらしい。
     昭和55年(1980)9月建立されたとか、まだピッカピカです。




  

     木鼻の獅子の彫刻、
     これは昭和初期の創建当時のものかな。




  

     向拝には龍の彫刻。




  

     拝殿から続く奥の建物は本殿鞘堂というらしいですね、
     蔵みたいな造りでしっかり保護されている。




  

     拝殿の屋根の上に何やら金網に包まれたものが、
     望遠で引っ張ってみても金網が邪魔になってよく分からない。




  

     カメラを手にあっちからこっちからと狙ってやっと見えたのは
     これもお獅子、お正月に回ってくる獅子舞みたいなお獅子でした。




  

     そして片隅の方に神楽殿。
     でもこの神楽殿、舞台はどこなんだろう
     普通正面に大きな舞台があるはずなんだけどな。

     何十年も前から気にはなっていたけど行ったことがなかった中曽根神社、
     やっと願いが叶って肩の荷が下りたよう。
     マップで見たようにこの辺は小さな道が入り組んでおり
     よく見ると途中で消えている道もいっぱいある、
     500mの場所でもマップで調べて行った
     家から500mの場所で迷子になったんじゃシャレにもならない。

     行きたいところはいっぱいあるけど総じてこんな場所が多く
     なかなか気軽には行けない、
     でも、マップ片手にでもまた歩いてみたいね。

          data: EOS5DmarkⅡ/EF17-40 1:4。 撮影 9月12日 中曽根神社
          
コメント (2)
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