東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

足立氷川神社へ行ってきた

2019-09-07 | 散歩
  ここは通勤に使っている最寄り駅の隣の駅近くにある、
  自転車で10分もかからないだろう線路下を自転車で行った。
  ただ名前がはっきりしない、地番がこの辺は足立区足立となっているので
  足立氷川神社としている人が多くそれに倣った。


  

     今まで行ったどの氷川神社より小さくかわいい。
     昔この辺りは千住の飛び地が多くここも千住四丁目の飛び地だった、
     千住四丁目氷川神社の氏子だった住民はここに新しく神社を作ろうと
     作ったのがこの氷川神社らしい。
     千住四丁目氷川神社の支店か出張所みたいな感じだったのかな。




  

     境内は狭くそして何もない、ほんとに田舎の鎮守様というところ。
     狛犬もいなくて灯篭が代わりに、
     倉庫らしいものがあってシャッターが下りていたけど神輿蔵かなぁ。




  

     境内は身動き取れないので外に出て道路から見ると
     拝殿の後ろに本殿が見られる、
     ここは覆い屋はなく本殿がむき出しだね。




  

     手水舎は横に水道があるけど水鉢に水は無く、
     飾りも何もなくいたってシンプルな造りとなっている。
     向こうに見える緑のシャッターは神輿蔵だろうか。




  

     賽銭箱に珍しい「二つ浪巴」紋。
     巴紋が水に通じていることから氷川神社で使っているのかな、
     そしてこの紋は火除けの呪(まじない)として使われるという。




  

     "木鼻"の獅子の彫刻。
     柱の上の獅子がいる辺りを木鼻というらしい。




  

     "向拝"の龍の彫刻。
     このあたりは向拝ね、確かに向かって拝礼するところ、
     うん、だんだん分かってきたぞ。




  

     扁額と鈴、
     古色蒼然とした中で鈴が意外にきれいだったね。




  

     あまり手を入れてないのかなと思ったら鳥居には平成7年建之の文字が、
     氏子が少ない中で頑張っているんだね。




  

     似つかわしくないほどの立派な碑が建っていた、
     昭和59年と記されている。
     惜しむらくは境内に内向きに建っている
     これって外に向かって建てるんじゃないの?。

     足立区を知ってる人は千住の飛び地が荒川を挟んで向こう側に?
     と思うのか分からないけど荒川は明治になって掘削された放水路、
     それまでは地続きであっても不思議ではない。
     この放水路の掘削に当たって民家はもとより神社仏閣も引っ越しを余儀なくされた、
     住民など関係者は大変だったろうが以降隅田川は氾濫を起こしていない。
     隅田川を見るにつけこの川に今の荒川の水が流れ込んでいたことを思うと
     当時の大工事は的を射た立派な大工事だったなと称賛を贈りたい。

          data: EOS70D/EF17-40mm 1:4。 撮影 8月22日 足立氷川神社
          
コメント (2)
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