東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

日本橋架橋108年

2019-09-23 | 散歩
  日本橋が、明治44年(1911年)に現在の石造二重アーチ橋に
  架け替えられてから108年ですか、すっかり街の風景に溶け込みました。
  前日とはうって変わって空はきれいに晴れ上がり風も爽やか、
  ちょっとだけゆっくりと撮ってみました。


  

     日本橋といえばこの獅子の像と麒麟の像ですね。




  

     獅子像と麒麟像の原型製作は、彫刻家の渡辺長男(わたなべ おさお)氏が、
     その鋳造は彫刻家で渡辺の義父の岡崎雪聲氏が担当しました。




  

     花のお江戸の日本橋の上にこんな無粋なものを作っちゃった、
     獅子も麒麟もうっとおしいと嘆いているのかも。




          

          小さな青空が見えるだけ、
          やっぱり東京には空がなかった。




  

     日本橋に青空を取り戻そう、という運動があって
     どうもそっちの方向へ話は進んでいるみたいだけど。




  

     日本橋は慶長8年(1603年)に徳川家康により架けられ、
     現在の橋が架けられるまで19回の架け換えと大改修が行われたそうです。
     現在の日本橋(20代目)は、当時の東京市により
     石造二連アーチの道路橋として明治44年に完成しました。




          

          日本橋の四隅にある親柱の銘板に刻まれた「日本橋」及び
          「にほんはし」の文字は最後の将軍徳川慶喜公の筆によるものです。




          

          東京市の紋章を持つ獅子像。
          橋に6基ある灯柱には、一里塚ゆかりの松と榎の紋様。




  

     瑞祥を期して造られた麒麟像には、
     「日本橋から飛び立つ」イメージを込めて背びれのような翼が。




  

     日本国道路元標
     五街道の原点であった日本橋は、明治以降も国道の起点として継承され、
     昭和47年(1972年)、橋の道路中央部に真鍮板の道路元標が埋設された。




  

     今日はうまくいったぞ、
     ここ2ヶ月続いて雨に祟られたが今日は青空が広がって
     風も爽やかな秋の風。
     心なしか街を行く人たちの足どりも軽く見える。




  

     花のお江戸日本橋、
     家康から数えると416年ですか
     江戸の、東京の顔として栄えてきました。
     さあこの先はどう変わっていくのでしょうか、
     この高速道路が無くなったら景色は一変するのでしょうね。
     また新しい東京の名所になるのかな、
     江戸から東京へ、そして未来へと日本橋はその姿を繋げていくのでしょうね。

          data: EOS70D/EF17-40mm 1:4。 撮影 9月19日 日本橋
          
コメント (2)
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