やってきたのは中曽根神社から1キロくらい、
住宅地の中の興野神社。
小さな住宅が立て込んでいて慣れないと走れない、
これが足立区だと自虐できるようなところです。
興野神社。
社号標が陰になっているけどなんとか読めるかな、
小さな神社なのでうちの近くの梅田稲荷神社が
管理しているようです。
これがイチョウなの?びっくりしますね、
区内最大というけどこれならどこへ出しても恥ずかしくない。
黄葉が進行中みたいでいろいろな色に染まっています、
この葉っぱが落ちてきたら下は凄いだろうねぇ。
当然ながら保存樹木でしょうね、
幹の周りは何メートルあるんだろう。
こんなのが2本並んでそびえている。
イチョウは老木になると乳房状の突起が垂れ下がることがあります、
これをイチョウの乳と呼ぶが「乳根」や「乳頭」、「乳柱」とも呼ばれ
出産・授乳の信仰対象にされることがありますね。
素戔嗚神社の子育てイチョウもこの姿が信仰の対象となったのでしょう。
イチョウは大きくなるし長生きもします、
樹齢1,000年以上の巨木が全国にはゴロゴロしているとか。
青森県深浦町の大イチョウは高さ31m、幹回り22m、樹齢1,000年以上という。
元々小さな神社がミニチュアに見えちゃう。
興野神社の創建年代は不明ですが当初八幡社として創建、
のちに氷川社を合祀して昭和9年に興野神社と改称しました。
改めて振り返って見るとやっぱり大きいねぇ、
もうちょっと分かりやすいところにあると人も来るかもしれない。
せめて案内図とか矢印でもあればいいのにねぇ。
喜んでイチョウを見て廻ったけどこれが最後でよかった、
初めにこれを見ていたらもう他のイチョウは見なかったかも。
で、結局、神社にイチョウが多いのはどうしてだろう、
寺に少ないのはなぜだろうという疑問は解けずに終わった。
単なる偶然なんだろうか、また機会でもあったら調べてみよう。
今年の漢字が発表されましたね、「密」。
全くもってその通りで来年はなんとか解放されたいこの漢字です。
data: PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影 12月1日 興野神社