小惑星「りゅうぐう」の試料を持って
はやぶさ2が帰ってきました、
まあその足ですぐまた別の小惑星を目指して
再び旅に出たんですけどご苦労さんで~す。
今日はこれを祝して「飛不動」から始めましょう。
飛不動尊は古くより旅人の守り本尊として
旅先まで飛んできて守ってくださる「空飛ぶお不動様」。
近年は航空業界とか飛行機に乗る人の人気を集めています。
日陰ながらイチョウが一本だけありました。
絵馬を見ると英語や中国語なども多く見られます、
また"落ちない"ということで受験生にも人気とか。
ゴルフがよく飛びますようにと「ゴルフ衛」もあるようです。
小惑星探査機「はやぶさ」の無事帰還というご利益でも有名で、
宇宙に関わる職業の人たちも守り札を受けています。
写真は2015年10月金星探査機「あかつき」でJAXAを訪れたNHKテレビから、
「飛行安泰・飛不動」のお守りがありますね、JAXAも最後は神頼み?。
すぐ近くの浅草鷲神社、酉の市の名残が残っていて
片づけている最中でした。
奥の方にイチョウが見えます、ここにもイチョウがあったんですね。
裏へ回ったら見えるかと行ってみたけど上の方しか見えない、
これは本殿でしょうか、初めて裏から見たのでよく分かりません。
2,3分走って地下鉄三ノ輪駅の横、明治通り沿いの「永久寺」、
江戸五色不動の一つ目黄不動尊が祀ってあります。
目黒とか目白など今も残る地名の元になった五色不動のうちの一つ、
目黄不動らしくまっ黄色に染まったイチョウが一本立ってました。
三ノ輪から日光街道を行きます、すぐに「円通寺」
ここは寺なんだけど狛犬が頑張っています。
明治維新の折の上野戦争で亡くなった彰義隊士の墓があり
戦争の舞台になった寛永寺の"黒門"が移築されています。
ちょっと走って千住大橋、芭蕉が奥の細道へ旅立ったところです。
日光街道はイチョウの並木が続くけど
橋で途切れたのでまたここから始まります、ちょっとかわいいイチョウが。
日光街道から墨堤通りへ入って「元宿堰(もとじゅくぜき)稲荷神社」。
東京電力千住火力発電所を鎮守する鎮守社、
かつての千住発電所の4本煙突、有名だった通称お化け煙突の守り神でした。
今でも周りには東京電力の施設が多くあります。
さあ間もなく西新井橋を渡って家に帰ります、
このあとは地元の神社を巡ってみましょう。
どこの神社にどんなイチョウがあるのかな。
data: PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影 12月4日 通勤路を帰りながら