通勤のとき土手に上がったら
行く手の空に眉のような細い月、
たまたまカメラを積んでいたので
思わぬ一枚を写すことができた。
28日の月、嬉しいことに金星まで。
こんな光景は狙ってもなかなか撮れない。
たまたまの出逢い、ありがたいな嬉しいな。
時間は5時50分、あたりはまだ真っ暗。
日の出の2時間前、でも寒さはあまり感じない。
町はまだ深い眠りの中みたい、一期一会の月と金星が輝く。
アングルを変えてまた写そうとしたら月がいない、
え、どったの?地表を見たら雲が出たらしい。
黒い空に少し濃淡がある、少し引いてみよう。
あらら、これはいけないわ
あんな細い月だけにちょっとの雲でも隠れちゃう。
見えた時間はほんとにラッキーだったんだ。
おじさんたちが4,5人集まってウロウロしていた。
こんな暗いうちからなんだろ、
きっとよからぬことを考えいるに違いない。(^_-)-☆
さて、28日ということは29日はどうだろう、
よく晴れて条件がよければ見えるはずだけどな。
明日の朝も行ってみよう。
月は毎日1時間ちょっとづつ遅れて出てくる、
29日の月の出は6時前、日の出は7時前と。
ならばと6時前に行ったら空はすっかり明るくなっていた。
まるで夕焼けだね、
糸のような29日の月は絶対無理だ見えるわけがない。
日の出前1時間ってこんなに明るいんだね、
これでは29日の月なんて見えるわけがない。
と、上空に光る点が、なんだろう
そうだUFOということにしておけば夢があっていいね。
28日の月ということは旧暦の10月も終わりですね、
旧暦の元日は2月12日で節分は2月2日。
江戸のころは元日の前に節分というのはよくあった
というのですが、江戸時代の暮らしは面白かったみたいね。
data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 12月13日 荒川土手