待っていた堀之内公園の古代ハスが満開に、
6月をやり過ごして7月になってから行ってみました。
推定2,000年前の種子から発芽したハスの花、の子孫。
ロマンですねぇ、きれいです。
公園には池が二つあって片方には水車が、
でもなんの気まぐれかこの日は回っていなかった。
ここへ来るときにはいつもNDフィルターを持って。
せっかく水車が回っているのだから
回っている水車を、回っているところを撮りたい。
残念ながら止まっていてはお手上げ、
まあ花がきれいに咲いていたので良しとしましょうか。
8時半ごろやってきたので花はもう開き切っていた、
半開きの花を探したけどあまり見られなかった。
もっと早く来ればよかったかなぁ、
うまくいったら開くときの"ポン"という音が、聞こえたかも。
しゃがみ込んでローアングルで、
空が真っ青だったのでピンクの花が映えます。
仏教において特別で神聖な花。 泥水から生まれながらもすっくと真っすぐに伸び、
高貴な花を咲かせるハス。咲いた花は泥には染まらず清浄に満ちています。
その姿から釈迦は、「泥(困難や悲しみ)があればこそ、
そこから立ち上がったあとには清らかな大輪の花(人生)があるのだ」と説きました。
あのフーテンの寅さんも歌っていましたねぇ。
「ドブに落ちても根のあるやつは いつかは蓮(はちす)の花と咲く
意地は張っても心の中じゃ 泣いているんだ兄さんは・・・」
花びらは散ってもきれいな姿を見せる"ハチス"です。
日曜日です、たくさんの人たちが写真を撮りに来ていました。
偉いねぇみんな一眼レフで撮ってる、
いや一眼レフ持ってりゃ偉いってわけじゃないけど
やっぱりここ一番というときにはこれに頼らなきゃ。
data:EOS70D/EF70-200 1:2.8 L。 撮影 7月 2日 足立区・堀之内公園