東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

隅田川七福神巡り 2

2024-01-15 | 散歩

  隅田川七福神巡り2回目は
  見番通りを歩きます。
  狭い通りだけど3ヶ所の寺社が
  くっつくように並んでいます。

 

   ここは向島の「見番(けんばん)通り」、
   「見番」とは、芸者衆の手配などを行う花街の中心施設の事です。
   かつては向島花街の中心地、今でもたくさんの料亭などが並びます。

 

 

   向島墨堤組合として今も残る見番、
   芸者さんと思しき人たちが次々に訪れていました。

 

 

   そんな花街の中心地に「弘福寺(こうふくじ)」が、祀られているのは布袋尊。
   ただし、ご本尊は釈迦如来ということです。

 

 

   山門や本堂の屋根などに唐風の建築様式をみることができます。
   勝海舟も青年時代にこの寺で修行したと伝えられ、
   関東大震災まで森鴎外の墓もここにありました。

 

 

   境内の祠には石造りの爺像と婆像からなる「咳の爺婆尊」が祀られており、
   風邪やインフルエンザ、さらにはコロナの予防を祈願する参拝者が訪れます。

 

 

   数軒の民家を置いて「長命寺」へ、お母さんたちの姿が見えますが、、、

 

 

   そうです、境内には幼稚園があって子どもたちがいっぱい。
   家光が放鷹の途中で、軽い病気になってここで休憩したので、
   僧孝海が加持のうえ境内の般若水で薬をすすめると、効験あって治癒した。
   家光は喜んでその井戸水を長命水と名付けたという。

 

 

   祀られているのは弁財天です。
   1888年(明治21年)の夏、境内にあった桜もち屋月香楼の二階に正岡子規が仮寓していたことがあると、
   子規は三か月あまり滞在して、『七草集』を書いた。

 

 

   外に出るとたくさんの人が三囲神社の方を目指して歩いている。
   団体さんのツアーだね、まだまだ初詣は続きます。

 

 

   あの有名な長命寺の桜もち。
   享保2年(1717年)初代山本新六が隅田川土手の桜の葉を集め、
   塩漬けにして桜餅を考案、
   向島の名跡長命寺の門前にて売り始めてそれから三百年余、
   隅田堤の桜と共に名物となった。

   このあとは一路百花園へと向かいます、自転車で5分くらいかな。

 

          data:PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影   1月 9日   隅田川七福神巡り

          

コメント (2)
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