Suさんの学球日誌

理科&日本語教師のSuさん(旧名SunQ)が、
国内・国外様々な学校を渡り歩き、
いろいろなチャレンジを試みます。

なぜか上海6

2018年04月02日 | 散歩・旅行
 4月1日いよいよ帰国の日となったniko

朝ぼらけの上海の街並み

 昨晩はホテル近くの食堂でさらっと食べて早く寝た。今朝は早く起きなければならないからである。

地元の皆さん御用達といった感じのお店

小籠包と炒青菜。小籠包は高い店でなくとも十分美味しいと思う


 飛行機の出発は午前8時40分。 遅くとも1時間半前には空港に行きたいから5時半にチェックアウトして地下鉄の駅に向かったbikkuri

早朝から街路樹の枝を切り落とす作業が行われていて、清掃をする人々もいる
この人たちがいるおかげで、上海の街はホントにきれいだwink


 6時前に地下鉄の駅に着いてホームで電車を待つ。空港と逆方向の電車が出発した後、駅員の人が何か叫んでいる。「次の電車は×××・・(中国語)」

 「すみません私中国語よくわかんないんで,ゆっくり喋ってもらえませんか(中国語)」と声をかけると

 「次の電車は6時20分まで来ませんよ(中国語)」とのこと

 え,それじゃあ7時までに空港に行くのは無理なの?聞いてみると、このまま待ってるのだと空港に着くのは7時40分くらいになっちゃうらしいhekomi とりあえず窓口に行って相談してみろとのこと

 あわてて階段を駆け上り窓口にいる人に事情を説明してみると、親切に考えてくれた。3番出口を出たところの通りで、手を挙げればタクシーが止まってくれるはずで、30分ほどで空港まで着くだろうとのこと。お礼を言ってさらに階段を駆け上がると、すぐにタクシーが捕まえられた

 タクシーに乗ってほっと一息。しかし考えてみるとこの非常時にやり取りは全て中国語!窮すれば通ずで何とかなるもんだな~ でもって調子こいてタクシーの運ちゃんに話しかけてみるとこれまた話好きな人で、日本にも旅行に行ったことがあるとかの話で盛り上がってしまって楽しい30分を過ごせたniko

 結局空港には6時30分に着き、余裕をもってチェックインすることができた。

 この旅行、実は随所で言葉が通じなくて、心折れることがあったのだけど、4日間初めて訪れる国でガイドの助けもなしに過ごし、予期せぬトラブルにも自力で対応して来たのだから、まあ、よくやったと思う。Lさんや運ちゃんなど親切な人々との出会いもあり本当に楽しかった。今後も益々語学の勉強がんばろう!と思うSunQでありました。wink

なぜか上海5

2018年04月01日 | 散歩・旅行
3日目の昨日は、比較的受け身の日、各所で穏やかに見学だった。まずは早朝の魯迅公園で躍動する熟年の人たちを見学

お馴染みの太極拳

公園の近くに煎餅(チェンビン)を売ってる店があったので,1枚焼いてもらい公園で食べた。

クレープみたいな生地の上に葱・香菜・揚げカスなどをのっけて焼いて巻いて切ってくれる

続いて上海博物館で中国五千年の伝統美術品を観賞。

古いものから新しいものまでとにかく点数が凄い。丁寧に見てたら1日じゃ見きれない

お昼に訪れたのが「大世界」

昔遊技場だった場所をリノベして芸能テーマパークにしたらしい

中央の劇場では、こんな感じで「ザ中国!」みたいなショーをやってて楽しかったniko

格好良い美男美女?のステージも良かったけど

やっぱり一番受けてたのは京劇の扮装をした小さいかわいこちゃんたちの舞台でしたwink

屋内では、評弾(中国の講談)を見ることができた。三弦と琵琶の弾き語りが珍しかった。

このお嬢さんたちはホント良い声で、唄の意味は分からないけど聞き惚れてしまったmeromero2


なぜか上海4

2018年03月31日 | 散歩・旅行
昨日の経験にめげることなく、2日目の行動開始!
朝飯は、チェーン店っぽいところで米糕と豆漿(米のスナックと豆乳)。



 まずは有名な所を回ってみようと作戦を立て、預園へ…

ここはザ観光地って感じで、建物や景観は素晴らしいけど、人が多すぎhekomi 落ち着いて風情を味わう感じではないので、さっと回って次の場所へ移動。
徒歩で来たのは南京東路、新宿のホコテンみたいで、都会だね~。

混んでる店は嫌なので、早めに昼食をとろうと、ここで初めてまともなレストランに入ってみる。
頼んだものは葱油拌麺と魚香肉絲(ユイシャンロース)美味でした。

細麺にネギ油のタレを和えて味わう油麺で、上海の定番朝ごはんの一つらしい

魚と書くけど豚肉。チンジャオロースのピーマンを人参に変えて赤唐辛子を加えた感じ

満足してしばらく歩くと昨日も来た外灘に到着。夜景も良いけど昼の景色もまた良いねえとベンチに座って一人ごちていると、隣に一人のおじさんが座って来た。

 「××××」中国語で何か話しかけてきたが、なんのことかよくわからないhorori 何度か聞き直して、字を書いてもらい、英語でも説明してもらって、ようやくPM2.5のことを言っているのだと判明。どうやら今日は空気がきれいだと言いたかったらしい。
その後も彼の話に、ふんふんとうなずいていろいろツッコミ入れてたら、会話がどんどん弾んでこの後2時間ほど一緒に過ごすことになったなんて素敵な出会い🎵

彼はLさんと言って、建築・土木関係の会社役員らしい。ちょくちょく海外に出張する関係で英語が話せるようになったのだという。私のたどたどしい中国語も「2年しか勉強してなくて、そんなに話せるようになったのはエライ!」と褒めてくれて、原則中国語でゆっくり話し、こみいったことは英語で話してくれた。

上海は桜が満開。桜の花が好きだというLさん

彼が案内してくれた外白渡橋。今から100年以上前に出来た鉄製の橋で、上海のシンボルらしい

橋の袂に立つこのホテルは中国最古の西洋建築だという


 親切な人と出会い、その町のことを色々教えてもらう、まさに旅の醍醐味ともいえる最高の一日でありました


なぜか上海3

2018年03月30日 | 散歩・旅行
 荷物を片付け落ち着いたところで夜8時を過ぎていたが、せっかくなので夜景を見に外出。

外灘(ワイタン)という観光地にやって来た。
 ここでは川沿いの通りに、20世紀の初頭に作られた幾多の洋館建築物が、綺麗にライトアップされているniko

 信号待ちして立ってると、見知らぬ20代くらいの女の子が話しかけて来た。何でも、一緒に来るはずだった友達が来れなくなって一人で観光しているのだという。だからと言ってこんなおじさんに声かけること無かろう、(しかしマスクしてたから年バレしなかったのか?) 適当にあしらっていたが、ついて歩いて来るので仕方なく20分ほどおしゃべりしながら夜景見物をした。

川を挟んで向こう側は浦東地区,外灘とは対照的な最新のビルが並び立つ

 中国語と英語のチャンポンだが、やはり女の子とおしゃべりをするのは楽しい😃🎵どこかで飲むか食べるかしようかという話になって店探しをすることに…

 すると彼女何だか行きたい方向があるようで、人通りの少ない路地の方へ進もうとする。こちらはさりげなくそっちを嫌って歩くが、やがてぐるっと回って一軒の店の前に…

 一応小さく小綺麗な風のレストラン(パブ?)だったが、中に怖いお兄さんとか待っていたらイヤなので、ここでキッパリ「オレ帰る(中国語)」と言って帰って来た。

 果たしてあれは何だったのか? 売れないレストランの手の込んだ勧誘? 上海版の美人局(美人じゃなかったけど😆)?

激動の1日はかくして暮れたのであります。


なぜか上海2

2018年03月30日 | 散歩・旅行
 昨日は、なかなか濃いー一日だったniko

 まず航空機内で「おおっ」と思ったのが客室乗務員。台湾行きのバニラ便だと日本語メインだが、上海航空では日本語は無く、中国語と英語だった

 しかし日頃の善行の賜物か?晴天に恵まれ、予定通りの時刻に上海虹橋空港に降り立った。

虹橋空港へはホント市街をつっきって着陸でびっくりした

台湾だと複雑な繁体字で表示だが,ここでは省略形の簡体字で表示,あー本土なんだなと実感

いつものように現地通貨をキャッシングで引き出し、さあ地下鉄でホテルに向かうぞ、というところで難儀1。スイカのようなチャージ式交通カードを購入しようと窓口に行ったが、どうやらここでは買えないらしい。それならどこにいけば良いのか聞いたがよく単語が聞き取れないhorori
 どうやら隣の駅に行かなければいけないこと、中国で通用するクレジットカードが無ければチャージも難しい事がわかったので購入を断念hekomi
 じゃ素直に切符を買ってというところで難儀2。

持っている紙幣は百元のみ、日本で言えば一万円札のような存在で、自販機が受け付けてくれないのだhi
 近くに両替機も売店もないので、空港のビルまで300mほど戻って売店で水買って漸く乗車。
 そして駅を降りて難儀3。ホテルが見つからないhekomi
日本では、地図をざっくり見ておけば、あとは携帯が案内してくれるけど、ここでは無理beガイドブックのざっくり地図を手に右往左往して漸く到着。

これが雅舎宾馆、窓が小さく元ラブホ?でも壁は薄くて音筒抜け

 さらにチェックインで難儀その4。日本で既に費用は払ってあるはずなのに更に三百元デポジットを払えというのだ。込み入った説明になると流石に中国語だけでは無理なので、英語も交えて交渉し、カードで処理して貰うことに…
 いやあさすが外国! 不便なことだらけ、でもその不便を克服することにこそ意義があるのだと言っておこうbe(ただの強がりだけど😆) 「なぜか上海3に続く」