Suさんの学球日誌

理科&日本語教師のSuさん(旧名SunQ)が、
国内・国外様々な学校を渡り歩き、
いろいろなチャレンジを試みます。

気が重い朝

2008年02月13日 | ノンジャンル
顧問総会の朝。学校に一度顔を出してから天台のスポーツ科学センターに向かう。
いつもは高速道路を快調に走っていくのだが、今日はゆっくりてれてれと左車線を走っている。妻から電話が入る予定になっているからだ。
 そう、今日13日は公立高校前期入試(特色化選抜)の発表日。我が家の受験生も地元の学校を受験している。部活を引退してから今ひとつ勉強に身が入らず、いつも私に怒られてる(そのせいか、お父さんの学校を受けるとは一言も言わなかった)。模試の判定はいつもCかD、「たぶんダメなんだろうなー」と思っていた。それでももしかして・・・と期待してしまう愚かさ、親ってホントばかだねー。
 9時13分、着信音が鳴る!車を路側帯に寄せおそるおそる出る、妻が弱弱しく話し始める、「今、学校についたんだけど・・・」。声が暗い・・・やはりダメだったか。
「番号が・・・あるの・・」
 は?
「合格してる」
何だよ、もっと喜べよ!落ちてるかと思った。
「・・・信じられない」

まあ確かに信じられないことではある。6日の試験も全然出来なかったと言ってたし、
当日欠席した受験生が多かったわけでもないし、倍率だって2倍以上あったし、でも
とにかく・・・嬉しい!

毎年入試業務に携わっているけれど、その影にはこんな風に泣いたり笑ったりする親子がたくさんいたのだなあ、としみじみ思ってしまった。

特色化で合格したみなさん、おめでとうございます。
不合格だったみなさん、気持ちを切り替えて一般入検頑張って!
頑張っているすべての受験生と家族に幸多かれと願いながら車を再発進させた。




コメント (2)
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