昨日の続き...
映画「スパルタカス」のこと
かれこれ50年近くも前の映画で、時代は紀元前1世紀のローマ時代
「スパルタカスの反乱」として伝えられる史実をモチーフに製作されたものです
製作・主演はカーク・ダグラス、監督は当時若干30歳のスタンリー・キューブリック
3時間を超える大作です
ちなみにカーク・ダグラスは、「ウォール街」や「ブラックレイン」のマイケル・ダグラスのお父さん
マイケル・ダグラスの奥さんはキャサリン・ゼタ・ジョーンズ
どうでもいい話ですが・・・
さて・・・
奴隷商人に買われ、剣闘士として修練を積んでいたスパルタカス
当時、剣闘士は貴族階級の娯楽のため、互いに戦う奴隷でした
仲間同士が殺しあわねばならない残酷な境遇(グラディエーターを観た人ならわかりますね)
さらに愛する女性と引き裂かれたことから、スパルタカスは仲間の剣闘士とともに反乱を起こす
スパルタカスと反乱軍は各地で奴隷を解放し、討伐に向かうローマ軍を次々に打ち破りながら、ローマ向かって進軍
しかし、強大なローマ軍についに破れ、仲間とともに捕らわれてしまいます
「スパルタカスは誰だ。指し示せば命は助けてやる」
捕虜たちを前に、ローマ軍の司令官クラッススは言います
スパルタカスが毅然と立ち上がった瞬間、
となりの仲間が立ち上がり、そして言った言葉。
「I’m Spartacus! (私がスパルタカスだ)」
すると、呼応するように次々と仲間達が立ち上がり、口々に叫びます。
「I’m Spartacus!」 「I’m Spartacus!」 「Spartacus!」
スパルタカスが誰かわからないまま、全員がローマに続くアッピア街道に磔にされ、反乱は鎮圧されました
史実でも、スパルタカスが誰だったのか、結局その死体はわからなかったとあるそうです
リンカーンが奴隷を解放する2000年も前
たぶん、人権なんて言葉も無かった時代に、立ち上がったスパルタカスと仲間たち
反乱は失敗に終わったものの、この教訓からローマにおける奴隷の待遇はその後大幅に改善されたとのことです
このシーンを思い出すだけで、目頭が熱くなる感動的な映画でした
昨日の「愛のテーマ」とともに、私にとって忘れられない映画のひとつです
映画で歴史的なジャンルも好きなので。
あ、今度、映画クイズに挑んでみては?
うちがパソコンをやってる頃からの友達です。^±^ノ
毎月、映画シーンクイズをやってます。答えがばれないヒントを入れると正解者に入れていただけますよ。
satoshiさんです。
INDEXです。
http://www1.harenet.ne.jp/~sato2000/top/top.html
掲示板です。
http://www1.harenet.ne.jp/cgi-bin/cgiwrap/sato2000/massageboad/wonderland-mb.cgi
情報ありがとうございます。
早速拝見してみます。
幅広い見識をお持ちのてくっぺさん
この映画気に入っていただければ幸いです