はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

東北の旅(釜石から大沢温泉)

2019-05-01 18:30:00 | 知らない街をぶらり
4月25日から27日まで、東北を旅してきました。角館の桜をメインに、東北の温泉も楽しんできました。
今日から何回かに分けて東北の旅を綴っていきます。
残念ながら三日間とも雨模様でした。天候ばかりは仕方がありません。従って、写真も暗めです(笑)


いきなり鉄道の写真から始まりましたが、鉄道好きな方ならこの車両をみれば分かりますね。



そうです。右が三陸鉄道リアス線と左がJR釜石線です。



ここは釜石駅の構内です。



東北の旅の初日は釜石を訪ねました。実は、初日の行き先については、決めていませんでした。飛行機が遅れて花巻空港についたのが午後1時でした。釜石までなら、何とか宿に間に合いそうなので、レンタカーを走らせました。時間があれば三陸鉄道に乗りたかったのですが。



この後、海を見にいきました。津波の爪痕はあまり分かりませんでしたが、港の方では今も復興工事が行われていました。
秋には釜石でもラグビーW杯が行われますが、東北の人たちが少しでも元気になればいいですね。



釜石の滞在時間は30分ほどだったでしょうか。来た道を戻って花巻温泉郷のひとつ大沢温泉に向かいました。



何ともレトロな温泉宿だと思いませんか。この建物は湯治屋という建物で、築210年だそうです。



湯治屋は自炊の宿です。中には自炊場や食堂・売店もありました。



東北の春はやはり遅いです。道すがらも、あちらこちらで見頃を迎えた桜を見ることができました。



大沢温泉でも見頃を迎えた桜が咲いていました。



この建物は菊水館で、これも築150〜160年だそうです。幕末には南部藩主も訪れたそうです。



大沢温泉で忘れてはならないのが、宮沢賢治です。少年の頃、父に連れられて何度も訪れたそうです。また、花巻農学校の教師時代にも生徒たちを引き連れて湯浴みに来たそうです。



曲がり橋を渡って菊水館に行くのですが、菊水館は休館中でした。



混浴露天風呂です。ここの温泉の泉質はぬるっとした肌ざわりのするわたし好みの温泉でした。



実は、最後の5枚は26日の朝に撮影したものです。やはり天気が悪いです(笑)朝ごはんを食べたら(自炊じゃありませんよ)いよいよ今回の旅のメインイベントの角館に向かいます。


※訪問日 2019.4.25