はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

私のおもちゃ(リールとルアー)

2020-05-06 20:51:30 | 日記
ステイホームで撮影に行けないので、ネタ切れです。
ということで、今日は自分のおもちゃを写してみました(笑)

私のおもちゃです。


昔、バス釣りに凝っていた頃に使っていたリールとルアーです。
開高健の本に「生物としての静物」というのがあり、ライターやらパイプやら万年筆などが登場します。
ウイットに富んだ文章で綴られたエッセイはいつ読んでも飽きることはありません。
「長い旅を続けて来た。時間と空間と、生と死の諸相の中を。そしてそこにはいつも、物言わぬ小さな同行者があった。」
前書きにあった文章です。

私にはこんな文章は書けませんし、こんな過酷な旅もしていませんが、アイデアだけを頂戴しました。

その本の中にもこのリールが登場します。(アブのアンバサダー5000です。)
開高健はこのリールでアラスカでサーモンを釣りましたが、私は琵琶湖でブラックバスを釣りました(笑)
最近は、ルアー釣りもするのですが渓流が中心なので、タイプのちがうスピニングリールを使っています。
ということで、このリールは本棚に飾られて、時々ハンドルを回転させて巨大魚を釣る空想にふけるおもちゃになっています。

ルアーはヤマメを模した手作りルアーです。(私が作ったのではありませんが)
歴戦の勇士で、バスを何匹釣り上げたことでしょう。(釣り人は、話を盛るのでご注意を)
しかし、あまりにも美しいルアーだったので、失くすのを恐れた私はキーホルダーとして使うようになりました。
今はそれも引退して、やはり本棚に飾られています。

グラスを片手に、これらのおもちゃを眺めたり触ったりして喜んでいます。
いい歳になっても、やっていることは子どもの頃と変わらないようです。