はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

大阪城公園の緑に感激

2020-05-28 19:52:55 | 大阪のまちをぶらり
今日は思い出シリーズではなく、撮れたてブログです(笑)
今日は大阪城公園に行ってきました。
大阪城公園には、梅か桜の咲く頃に行くのですが、今日は野鳥が目的でした。
野鳥はあまりいなかったのですが、それでも美しい新緑に会えました。

大阪城公園にはいつもは電車で行くのですが、まだ電車の乗るのが怖くて車で行きました(笑)
したがっていつもとは違うコースを歩くことになったのですが、それがとても新鮮でした。

いきなり緑の森の中に入り込んだような印象です。



ここは、市民の森といわれるところです。ところで、この場所には大阪砲兵工廠と呼ばれる軍事施設がありました。明治のはじめから太平洋戦争の終戦まであった施設です。
簡単にいえば、火薬や弾薬を作っていた所です。環状線がすぐ横を通るのですが、軍事機密を守るためにここだけ高架になっていないという場所です。



終戦の前日に大空襲を受けて壊滅的な状況になったそうです。それから75年、今や平和な森になりました。



ここでは、もうひとつ思い出があります。大阪万博が開催される1年前に、ここで「反博」というのがありました。高3だった私は、高石ともや・岡林信康などのフォークを聴きに来た思い出があります。
木々の間から天守閣が見えました。



東外堀です。今、見ている大阪城は徳川が造り直した城とはいえ素晴らしいお城です。(大阪人はちょっと悔しいのですが。)



こうして見ると、大阪城は緑がいっぱいです。



この堀を見たら、攻めるのも嫌になるでしょう。



玉造門の手前まで来ました。野鳥を探しているのですが、姿が見えません。



立派な櫓は、一番櫓です。



野鳥を撮りに来たのですが、すっかり緑の美しい大阪城に心が移ってしまいました。



いつもなら海外からの観光客でごった返している大阪城ですが、ほとんど人がいなくて、ゆっくりと歩くことができました。
大阪城だけではなく、京都の観光地も同じような状況のようです。

<つづきます>

※訪問日 2020.5.28