分水嶺の旅、今回は近畿編です。
分水嶺といえば、高い山の稜線にあって、太平洋と日本海のちょうど真ん中にあるというイメージですが、今回の二つは少しちがっていました。
まずは、滋賀県と福井県の間にある栃ノ木峠です。ここも大分水嶺なのですが、何と日本海まで約5キロしかありません。片や太平洋(大阪湾)までは約130キロという、変則的な大分水界です。
どうも琵琶湖の仕業らしいのですが、地球の歴史も調べると面白いものです。
そんな栃ノ木峠に「淀川の源」の碑が立っています。ここから発した水は約130キロの旅をして大阪湾に注ぐのです。
いつも散歩している淀川の水も、ここから流れて来たのかと思うと、愛おしくなります(笑)
この写真は、左側の道が365号線で先ほどの栃ノ木峠を越えて越前市に向かう道です。右側の道は県道140号線で柳ヶ瀬トンネルを抜けて敦賀市に向かいます。その上の道路は北陸自動車道です。
この柳ヶ瀬トンネルの上を大分水嶺が通っていますが、県道になっているところには、もともと北陸線が走っていました。このトンネルは明治17年に完成したそうです。完成した当時は日本一長いトンネルだったそうです。
トンネル内は、狭くて、暗くて、おまけにカーブしていて、廃線気分を味わえるトンネルでした。(通れるのは車のみです。)交互通行なので信号があります。
この写真は福井県側から見たものです。上の高架は北陸道です。
次は、兵庫県にある珍しい大分水界です。日本一低い分水嶺といわれるように、高い山稜ではなく平地にある分水嶺です。
ここはJR福知山線石生(いそう)駅の近くにあるので通られた方も多いと思います。
この道路が大分水嶺で、そこを歩いています。右側が日本海へ、左側が瀬戸内海に流れていくかと思うと、気分もウキウキです(笑)
水別れ公園には、こんな標識も立っていました。
町の中にあった標識も「水分れ」でした(笑)
分水嶺も色々とあって面白いものです。これまでも、沢山の分水嶺を通過していると思うのですが、知らずに通りこしている事が多かったように思います。また、写真を撮らなかったことも惜しまれます。
まだまだ行ったことが無い分水嶺も多いので、分水嶺を訪ねる旅もつづけたいと思います。
分水嶺といえば、高い山の稜線にあって、太平洋と日本海のちょうど真ん中にあるというイメージですが、今回の二つは少しちがっていました。
まずは、滋賀県と福井県の間にある栃ノ木峠です。ここも大分水嶺なのですが、何と日本海まで約5キロしかありません。片や太平洋(大阪湾)までは約130キロという、変則的な大分水界です。
どうも琵琶湖の仕業らしいのですが、地球の歴史も調べると面白いものです。
そんな栃ノ木峠に「淀川の源」の碑が立っています。ここから発した水は約130キロの旅をして大阪湾に注ぐのです。
いつも散歩している淀川の水も、ここから流れて来たのかと思うと、愛おしくなります(笑)
この写真は、左側の道が365号線で先ほどの栃ノ木峠を越えて越前市に向かう道です。右側の道は県道140号線で柳ヶ瀬トンネルを抜けて敦賀市に向かいます。その上の道路は北陸自動車道です。
この柳ヶ瀬トンネルの上を大分水嶺が通っていますが、県道になっているところには、もともと北陸線が走っていました。このトンネルは明治17年に完成したそうです。完成した当時は日本一長いトンネルだったそうです。
トンネル内は、狭くて、暗くて、おまけにカーブしていて、廃線気分を味わえるトンネルでした。(通れるのは車のみです。)交互通行なので信号があります。
この写真は福井県側から見たものです。上の高架は北陸道です。
次は、兵庫県にある珍しい大分水界です。日本一低い分水嶺といわれるように、高い山稜ではなく平地にある分水嶺です。
ここはJR福知山線石生(いそう)駅の近くにあるので通られた方も多いと思います。
この道路が大分水嶺で、そこを歩いています。右側が日本海へ、左側が瀬戸内海に流れていくかと思うと、気分もウキウキです(笑)
水別れ公園には、こんな標識も立っていました。
町の中にあった標識も「水分れ」でした(笑)
分水嶺も色々とあって面白いものです。これまでも、沢山の分水嶺を通過していると思うのですが、知らずに通りこしている事が多かったように思います。また、写真を撮らなかったことも惜しまれます。
まだまだ行ったことが無い分水嶺も多いので、分水嶺を訪ねる旅もつづけたいと思います。