はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

テントを背負って剱岳を見に行く(3)

2023-08-08 19:15:15 | 山歩き
雷鳥沢キャンプ場は、平面でゴツゴツした岩も無く、なかなか快適なキャンプ場でした。
シュラフは、モンベルの定番ダウンハガー800#3でしたが、夜中に寒くて目が覚めました。
夏の立山ですが、やはり2400mあたりでは冷え込むようです。


8/4 朝5時前の雷鳥沢キャンプ場です。



立山もはっきりと見えて、天気はまちがいなく晴れそうです。



西の空には月が残っていました。



5時40分、温かいコーヒーとパンを食べていよいよ出発です。大日岳方面の山に朝陽が当たっていました。



称名川を渡って進みます。アタックザックの中身は雨具と水とおにぎりなので、歩みも軽やかです。



雷鳥沢を一気に登るルートではなく、新室堂乗越を通るルートを選択しました。



なぜなら、こちらのルートは傾斜も緩く、お花畑の中を行くからです。
2017.7.23に奥大日岳に向かう時にここを歩きました。その時はチングルマロードでしたが、今回は果穂でした。



それでも、ところどころに白い花が残っていました。



まだ日は昇っていないので、薄暗いです。



コバイケイソウも咲いていました。



立山と右端にキャンプ場です。まだ、そんなに進んでいません。



モミジカラマツも咲いていました。



浄土山の上部にも朝陽が当たってきました。



地獄谷からは水蒸気が上がっています。



大日連山にも陽が当たって、山が輝き出しました。



新室堂乗越あたりも綺麗なお花畑です。ここで、奥大日岳に向かうAさんと別れました。



雷鳥沢キャンプ場が、ずいぶん下の方になりました。



チングルマとコイワカガミが咲く登山道を進みます。



2019年の秋に室堂乗越から紅葉の剱岳を撮りに来ました。そこからは見事な剣岳が見えました。
今回、新室堂乗越から別山乗越へのルートを歩くのは初めてで、左手に剣岳を見ながら歩けるのかと期待していました。
ところが、その期待は見事に裏切られました。


※登山日 2023.8.4