はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

万博公園のコスモスに感動!

2015-10-12 21:08:35 | 花めぐり
季節は移ろい、秋まっただ中になりました。
万博での花の撮影会も、春の梅からはじまって、いよいよ秋のコスモスの季節になりました。(3.15のウメ、5.17のバラ<荒牧バラ園>、6.13のアジサイ、8.18のヒマワリ<単独>)
今日の万博公園は、三連休の最終日で、午前中は天気も良かったので、たくさんの人が訪れていました。
まさに今が見頃というところです。
























それにしても、万博公園のコスモスはすばらしかったです。感動!


東京お上りさん紀行 その1

2015-10-12 19:56:21 | 知らない街をぶらり
東京へ行って来ました。(9日(金)~11日(日))

東京に行く楽しみの一つに新幹線があります。(なんせ乗り鉄ですから)新大阪から東京までの間、世界最速の車窓をずうっと眺めていました。(ちなみに『東海道新幹線開業50周年記念 世界最速「車窓案内」』 今尾恵介著(新潮社)という本があります。お勧めです!2千円ですが…)
東海道新幹線のハイライト、富士山もなんとか見えましたよ。(写真では微妙)

最速車窓を十分楽しませてくれた「のぞみ230号」は、予定通り16時23分東京駅に到着です。

テニス好きの姉妹の都合で、お宿は有明にあるホテルでした。近くにはお台場があり、テレビでよく見る、フジテレビもありました。その有明に行くには、新橋から「ゆりかもめ」という乗り物に乗ります。この「ゆりかもめ」路線図を見ると、ループがあったり、右に左にほぼ直角に曲がりながら進んで行くではありませんか。(乗ってみると、たしかにクネクネしてました)

ゆりかもめで、「なんでやねん」ということがありました。いつもICOCAカードを使っているのですが、去年、東京で使った時に、1円という端数が残ってしまったのです。(東京では割引があるので、そうなるのですが…)それが、国際展示場正門駅で降りた時に381円という表示が出たので、「やった」と思いました。1年間、うっとうしかった端数が消えたからです。しかし、よく考えると、新橋から国際展示場正門までは380円なので、「381円とはどういうこと?1円損したということ?」と、1円で悩んでしまいました。(どうでもいいことですね)

気分を変えて、お台場に行きましょう。お台場は、幕末の頃、ペリーの艦隊がやって来て幕府に開国を迫ったことを契機に、品川沖に台場(砲台)を建設したのが始まりです。そんなことは、今のお台場からは、知るよしもありません。今のお台場は、ウオーターフロントとして人気の観光スポットになっています。それにしても「ダイバーシティー」「アクアシティ」「パレットタウン」「フジテレビ?」「テレコムセンター」…やたらカタカナ名が多いこと、新しい街なんですね。
(お台場からの夜景「レインボーブリッジ」これもカタカナや!)

お台場では、もちろんお洒落なお店で、イタリアンをいただきました。(ワイン飲み過ぎて、名前は忘れましたが…)そんなこんなで、東京の1日目は更けていきました。
そのうち、つづく。

葛城山の麓をぶらり

2015-10-08 19:58:00 | 古代史の舞台を歩く
葛城山ですすきを堪能したあとは、葛城山の麓をぶらりしました。
このあたり一帯は、古代(5世紀後半頃)に、葛城氏の本拠地があったところです。


その中に、葛城一族が祀る「一言主(ひとことぬし)神社」があります。


一言主神社は、願い事を一言だけ聞いてくれる「いちごんさん」として地元の人から親しまれています。


実は、この神様は『古事記』や『日本書紀』にも登場します。
『古事記』によれば、雄略天皇(この天皇は実在した大王と考えられています)が、葛城山に狩に出かけたときに、同じ格好をした一行に出合います。天皇が「お前は何者だ」と問いかけたところ、(ひとことぬしは)「私は善事も悪事も一言で言い放つ神である」と言われました。天皇はひれ伏し、その後、共に狩を楽しんだということです。


ところで、この神様、お顔が醜かったとか…。そんな話を知っていたのか、我が芭蕉さんは『笈の小文』のなかで、「猶(なほ)見たし花に明行(あけゆく)神の顔」という句を詠んでいます。
(御神木の乳銀杏 間もなく黄色に)

そんな葛城の里も、すっかり秋の風情でした。



※葛城山には、大阪から水越峠を越えて行ったのですが、水越峠のあたりも少し歩いてみました。
(水越峠の登山口付近)

(水越峠も今やトンネルで)




秋をさがして(葛城山のすすき)

2015-10-07 23:00:09 | 花めぐり
大阪府と奈良県の境にある葛城山(959M)は、今、すすきが見頃です。ツツジが有名な葛城山ですが、秋のすすきもきれいだと聞いたので、さっそく出かけました。
はじめは、歩いて登る予定でしたが、時間が遅かったこともあって(言い訳です)、ロープウェイで上りました


すすきは、秋の七草の一つで、日本の秋にはなくてはならない植物です。まさに日本の原風景といったところでしょうか。


ところで、すすきは暗いイメージの歌が多いですね。『船頭小唄』では、「おれは河原の枯れすすき、同じお前も枯れすすき…」、『昭和枯れすすき』では、「貧しさに負けた、いえ世間に負けた…」みたいな調子です。


そこで、もう少し明るい歌をさがしてみると、吉田拓郎が歌っていた『旅の宿』に「浴衣の君は、すすきのかんざし…」というのがありました。また、山口百恵が歌っていた『いい日旅立ち』に「岬のはずれに少年は魚つり青いすすきの小径を帰るのか…」というのがあり、少しは救われた気分ですが、やっぱり寂しいかな?


実は、万葉集にはすすき(尾花)を詠んだ歌がたくさんあるそうです。(あんまり万葉集には詳しくないので…)
葛城山の頂上からは、眼下に大和の国がひろがっています。


葛城山の頂上には、平日にもかかわらずたくさんの人が訪れていました。幼稚園の遠足でしょうか、園児たちのにぎやかな声が響いていました。


南側には、金剛山がずっしりと構えています。ちなみに金剛山は大阪府の最高地点です。


天気も最高で、西は大阪湾から淡路島、東は奈良盆地や大峰山系まで見渡すことができました。すすきと一緒にさわやかな風に吹かれ、とても幸せな時間を過ごすことが出来ました。(残念だったのは、お昼ご飯がコンビニのあんパンだったことです)






時空の花園へ

2015-10-06 17:56:37 | 花めぐり
美しい「天空の花園」じゃなくって、「時空の花園」に行って来ました。



















実は、ここはJR大阪駅5Fにある「時空の広場」なのです。今、フラワーアートミュージアム2015が開かれています。(10月19日まで)




色とりどりのお花が咲いていました。花の説明板もあったのですが、別の所へ行く途中に立ち寄ったものですから、詳しく調べる時間がありませんでした。
というわけで、10分間ほどの流し撮りでした。(カメラはオリンパスSTYLUS1Sです)