花ごよみ

映画、本、写真など・

ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち

2009-07-18 | 美術
バスツアー、最終目的地は
大阪中ノ島、国立国際美術館の、
ルーブル美術館展。

六甲から大阪に帰ってきました。

ルーヴル美術館展は
京都・岡崎の方でも、
同時に開催されています。

大阪では『ルーヴル美術館展 
美の宮殿の子どもたち』ですが
京都では『ルーヴル美術館展 
17世紀ヨーロッパ絵画』、
というタイトルで開催されています。

団体客が多く…
といっても私たちも団体客ですが
かなりの混雑です。

休館日に鑑賞というメリットはなかったです。

でも2時間、時間がとってあるので
割とゆっくり観ることができました。

『ルーヴル美術館展 
美の宮殿の子どもたち』では
「子ども」がテーマ。

美術史において、
どのように子供の表現がなされていたのか…。

会期は2009年6月23日~9月23日。

7章で構成されています。

第1章 誕生と幼い日々

哺乳瓶動物の角でできたほ乳瓶。
どうやって使うのか不明。

母親が子供を抱く姿は
母性愛を感じました。

第2章 子どもの日常生活

『台車に載ったライオン』『台車に載ったハリネズミ』 

デザインがかわいいです。
紀元前12世紀とはビックリです。

第3章 死をめぐって

ミイラ像がありました。
小さな女の子のミイラです。
神に見守られることを祈願した
愛を感じ取られるミイラです。

『悲しみにくれる精霊』

ふっくらとした、
愛らしい精霊が悲しんでいます。

第4章 子どもの肖像と家族の生活
『マスター・ヘア』

可愛い女の子と思いきや
実は男の子。
男の子がなぜに女の子の格好?
いくらこういう習慣があったと
説明されても理解不能です。

第5章 古代の宗教と神話のなかの子ども
よくもこんなに完全な姿で、
出土されたかという立像。
B.C.の年号に驚きです。

第6章 キリスト教美術のなかの子ども
『聖母子と聖ステパノ、聖ヒエロニムス、聖マウリティウス』 

(ティツィアーノ)
イエスを抱く
マリア様の優しい面差しが印象的な宗教画です。

第7章 空想の子ども
アモール、小天使、プットー。
これらの言葉、
同じ意味で使われている感じです。

数点展示されていた
大きなタピスリーは見応えがありました。


右が大阪市立科学館、
左が国立国際美術館。









コメント (5)
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