花ごよみ

映画、本、写真など・

背の眼 (上)(下)  道尾 秀介

2012-06-23 | 本 ま、や行(作家)

背の眼〈上〉 (幻冬舎文庫) 背の眼〈下〉 (幻冬舎文庫)

小説家・道尾が、
白峠村で体験した怖い出来事。

かつて大学の友人であった、
霊現象探求所の真備に相談。

真相解明のため真備と道尾、
それに真備の助手の北見、
この3人のメンバーで、
道尾が恐怖を体験した白峠村の現場に行く。

白峠村に伝わる悲惨な一連の出来事。
児童連続失踪事件。

白峠村周辺で撮影された、
背中に二つの眼が写る写真。

「天狗伝説」、白装束の女性、不気味な音声。
なんかおどろおどろしい物語の予感が…

背中に眼、これだけでもかなりの
不気味さ、怖ろしさ。
ホラー独特の雰囲気は、
きちんと描かれています。

ミステリーであって、
しかもホラー。
でも主人公達の明るさもあって
ホラーであっても、
所々で感じる爽やかさも…

霊の共存や除霊とか憑依、
現実離れしていて
なるほどと納得するまでには、
至りませんでした。

第5回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。

この作品が道尾 秀介のデビュー作です。

この本を原作として、
BS日テレで ドラマ・プレミア
真備庄介霊現象探求所シリーズ 背の眼というタイトルで
テレビドラマ化されました。
録画しているので見るのが楽しみです。



コメント (4)
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