祈りの幕が下りる時
加賀恭一郎シリーズ。
今回は、従兄弟の松宮の
登場場面が多いです。
苦しすぎた過去を葬り去り、
自分にとって一番大切なものを
守るために罪を重ねる悲劇。
犯してしまった
罪の背後に見える愛情
重くて悲しい物語でした。
加賀恭一郎の母親の悲しい人生も
絡み合わせて描かれていて
加賀の過去が
明かされていきます。
突き止められた
12の橋の謎にまつわる
切ない真実、
読んでいて辛くなりました。
それにしても我が身を守るために
まきこまれた人のことを思うと、
自分勝手な気もしますが…
「祈りの幕が下りる時」は
絶妙なタイトルだなと思いました。