本は既に読んでいて
映画を楽しみにしていました。
主演は林遣都と市原悦子。
監督は東伸児監督。
主題歌は秦基博の「アイ」。
舞台挨拶があって
東監督と林遣都が登壇しました。
林遣都はナイーブな素敵な俳優という
印象を受けました。
罪を犯し逃亡した伊豆見(林遣都)は
逃亡先で宮崎県の椎葉村の人たちと出会い
失くしていた人間としての
心を取り戻していく。
孤独の中で希望を喪失、
通り魔を繰り返す日々を
送ってきた伊豆見(林遣都)。
逃亡先の山深い村のスマばあちゃんの家で
寝食を共にするようになり
彼女の温かさと村人との交流によって
すさんだ心が徐々に変化していき、
今まで犯してしまった罪を自覚していく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/0b/1b13aa6cb7b96d98448669d6460298a5.jpg)
美しい椎葉村の風景。
風景にも癒されます。
伊豆見もこの風景の中に身を置くことによって
失った人としての感情も
甦ってきたことでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/38/eb70cf8c6e715ec44435ea8b20112ba9.jpg)
ばあちゃんの優しさ、温かさ、
伊豆見の心の変化に伴う
後悔の念、心の痛み。
暗さを引きずっていた伊豆見の
心の変化を演じた林遣都。
ばあちゃんを演じた市原悦子
どちらも素晴らしかったです。
本を読んだときと同じく
やっぱり泣けました。
「ぼうはええ子」と言う
ばあちゃんの声と言葉、
強く印象に残りました。