花ごよみ

映画、本、写真など・

慈光院のサツキ

2017-06-07 | 古寺(花など)
石を使わずサツキの刈込と、
木々の寄せ植えを用い、
周囲の景観、風景の調和を考えて
構成された庭園です。

特にサツキが咲く、
今が美しい庭園です。

抹茶とお菓子をいただきながら
庭園を眺めると、
心が静まりゆったりとした時間を
過ごすことができます。

時々団体観光客も訪れますが
帰った後は静かな雰囲気に戻ります。

団体観光客に同席すれば、
お寺の説明が聞けるという
メリットもあります。
















大和平野を一望、借景庭園になっています。


茨木城の楼門を移築し
茅葺きに葺き替え
山門としたそうです。






ビョウヤナギ


紫陽花


早咲きの萩



奈良県大和郡山市小泉町

6月4日撮影



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花戦さ

2017-06-07 | 映画
鬼塚忠の同名小説が原作。

監督は篠原哲雄。

舞台は京都。

織田信長から、豊臣秀吉へと
移行した時代。

花僧である池坊専好が、
花の力をもって秀吉に挑む。

野村萬斎が池坊専好を演じます。
豊臣秀吉に市川猿之助、
織田信長に中井貴一、
前田利家に佐々木蔵之介、
千利休には佐藤浩市、
豪華な出演者の競演が見られます。



豊かな表情の野村萬斎。
他の共演者の表情も多彩で
見とれてしまいました。

素晴らしい花の姿も
見ることができました。

でも天下人、秀吉を花で諭す。
こんなことがうまく行くのかなーとも‥
モヤモヤとした思いが残ってしまいましたが…

傍らにいた人を次々に亡くして
悲しみは深いはず、
でも花が持つパワー、
花の心と仏の心をもって
野村萬斎演じる、
無心で純粋で明るい心を持つ専好なら
なんとか納得できるかも。

殺伐とした世界に
色を添える一輪の花。
花を添えることによって
一転、風景がやわらいでいく。
花の力ってすごいです。







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