主演は玉木宏。
この物語の主人公、
久喜文宏を演じます。
文宏に愛される香織を新木優子。
吉沢亮、光石研、中村達也等が共演。

財閥・久喜家の父に、
悪になるように望まれた文宏。
悪になるように創られる、
なんて現実には
ありえない設定ですが…
少年時代に愛した久喜家の養女、
香織を守るため、
香織に危害を与えようとする
父を亡き者とする。
文宏は久喜家と離れ、
整形し、新谷弘一という別人として
生きていくことを選び
香織を見守る。
愛する香織を守るため、
香織を傷つけようとする
人間を消すことを厭わない文宏。

「邪」に取り憑かれた、
闇深い物語だと思っていたのに
予想外にピュアな
愛の物語になっています。
切なすぎるラストは泣けました。
本を読んでいるような
感覚に陥ってしまいそうな
会話の長さが特徴的な映画でした。