「四畳半神話大系」
「新釈走れメロス他四篇」
「夜は短し歩けよ乙女」などと同じく、
この作品も舞台は古都京都。
骨董屋、
きつねのお面、
胴の長いけもの…。
奇妙な出来事が、
現実に起こりそうな、
京都が舞台の独特な世界。
4編からなる奇譚集。
この作品は、
今までの彼の作品とは、
かなり異なっていて、
新たな挑戦を感じます。
古都、京都の町ならではの
一種異様な空間を背景として
湿度の高さを感じさせる物語。
非日常的な雰囲気を漂わせている。
静かで不気味な空気。
あり得ないことは分かっているのに
どこかにあり得そうな話。
ほの暗い恐怖が直ぐそばに…。
不思議は不思議のままなので
読み終えた後、
不気味さがそのまま心の底辺に沈殿して
すっきりした気持ちにはなれない。
きつねにバカされたような…
そこが作者のねらい目なのかも。
譲ってもらった本です。
読む本は、いつもは図書館で借りるか、
買うとしても文庫本だけなのに…。
うれしいです。
でも「鴨川ホルモー」だけ、
返してくれと‥。
まだ読んでいないのに…。
ふふふ・・・kazuさんの嬉しい気持ち、よくわかります。
「夜に短し・・」の表紙の絵、大好きです。
ハードカバーは買わないで
本は図書館か文庫本、
文庫本は読んだら他の人に
あげたりするので、家には
本があまりないんですよ。
なのでうれしいです。
「夜に短し・・」の表紙の絵、
ほんと可愛いですね!
これ怖いですよね。
ほの暗い恐怖って、その通りだと思います。
湿った空気感だとか、静かな怖さがじわじわと
迫ってきました。
森見さんってこういうのも書くんですね。
それにしても、そんなに大量のプラチナ本を
譲って下さるなんて、なんて太っ腹な方なんでしょう!
うらやましいです。
森見さんの新境地
新しい挑戦ですね。
結構こわいですね。
きつねの顔が、
頭から離れなくなります(泣)
本、うれしいです。
でも鴨川ホルモー、残念!
図書館で借りることにします。